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No.104

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ロスタム(ローステム)
イラン神話の英雄。ザールとカブールの王女ルーダーベの息子。『シャー・ナーメ』ではたびたび獅子に喩えられる。イランを守るため、トゥーラーン(トゥラーン)や化け物とたびたび戦った。ペルシア最大の英雄の一人である。母の胎内で大きくなりすぎたため、シームルグの力を借り、帝王切開により出生する。彼の代わりに馬のラクシュが戦うことがある。ラクシュはロスタムを助けようとして主人に殺されそうになることもあった(第三の試練。類話?:山膏 )。獅子(ライオン)、竜(アスデーヴというデーヴが変身したもの、第三の試練)、魔女(第四の試練)、デーヴ・アルザング(第六の試練)、百鬼(Div-e-Sepid、デーヴ・セフェード)(第七の試練)、トゥーラーン(イランの敵国)と戦う。また毛皮が太陽のように輝き、背中に黒いしまのある巨大な野生のロバ (驢馬)にデーヴ・アクヴァンが変身して、王の牧場で馬たちを食い殺した際に、とある泉のほとりでアクヴァンを倒した。アクヴァンはゾウ(象)のような頭を持っていた。アクヴァンの息子ベルキヤスと戦ったのが、ロスタムとデーヴとの最後の戦いである。ベルキヤスは「山のように大きな巨人で顔は真黒、全身が毛でおおわれ、首はドラゴンのよう、口から二本のイノシシのきばが突き出し、目は血の泉、頭髪は針のように逆立ち、ヘビのようにとぐろを巻いた巻き毛の中にはハトが巣くっていた(「妖精の誕生」34pより)」とされる。
サマンガーン(トゥーラーンの属国)で美女タハミーネと出会いソフラーブ(ソホラーブ)をもうける。後に戦場でソフラーブと戦い殺す(息子殺し)。晩年ザーブリスタンの領主であったロスタム一家はイランの王に疎まれ、青銅の体を持つというイスファンディヤール王と戦う。シームルグに王を殺さぬよう助言を受けるが、王を殺してしまう。ロスタムは王の子バフマンを養子として養育するが、長じたバフマンはザーブリスタンを攻め滅ぼし、ロスタムの父ザール、息子のファラーマルズを殺害した。一方、ロスタムは腹違いの弟シャガードと対立し、落とし穴の計略により、ラクシュと共に瀕死の重傷を負う。ロスタムは重傷を負いながら、弓でシャガードを射殺して息絶える。シャガードは老木に身を隠していたがロスタムの矢は身を隠していた老木ごと貫いた。弓の名手でもある。(Wikipedia:ロスタム より。最終閲覧日251218)

「妖精の誕生 トマス・カイトリー」
 七道程 (ハフト・ハーン)という冒険を行う。デーヴァとの戦いである。 32-34p
 レクシ(ラクシュ)はローステムの愛馬である。
#黄帝型神 #女神支援型 #難産母 #息子殺し #弓の名手

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2025年12月21日(日) 22時57分59秒〔1時間前〕