本日の日誌

本日も、1日晴れて、普通に作業できた日であって。お手紙に同封する写真を撮りに潜って、崩落の状態なんかもチェックして。天井をちょっと広く掘りすぎてるのだと思う。ちょっとの土を残しておくことだけで、崩落を防ぐことができるんだよねえー;。でも、奥が廊下の基礎に沿って、ずいぶんとまっすぐになってきてるので、ちょっと感無量でした。これで、部屋の入り口も綺麗になるし、もっと北寄りに掘れば、2階の部屋の入り口も綺麗になるわけだから。


で、私の作業の方は、今日もなんとかノルマ以上に進めることができて。午前中、あまりにもやる気にならなかったので、「今日はノルマは無理かも」と思ったのですが、夜になってから頑張れました。


で、買うように指定された中古本があったので、注文したら、いつまでの支払い方法の連絡が来なくて。こちらから催促したら、とっとと連絡してきたので、これも嫌がらせかも、と思う。


で、裁判用の書類のノルマ以外に、7番目の兄さんには、いろいろと教えたいことがあるようで。毎日、決まったお題があるらしくて。芋の女神に関する伝承を調べたり、熊トーテムの信仰について調べたり、狼信仰(犬信仰)について調べたりしていて。「世界の民話」をたっぷり買ったので、基礎資料には困らないわけで。各地の神話を比較するために、「世界」の方がいいんだなー、と思う。日本の民話だけを読んでいても分からないことがあるので。本日は、「中国の神話伝説」という本を読んで、「八犬伝」の元ネタになった話を見つける。犬と人間が当たり前に結婚して子孫を残す、というのは北方系の狩猟民の思想ですが、あちこちに南方系のバラバラ神話が顔を出すわけで。各地の文化が、融合し、習合したものが、中国の文化の基盤にあるんだなあ、と思う。でも、裁判のノルマの方で忙しくて、お勉強の成果を書く暇があんまりありませんー;。兄さんには、人は狩猟民であった時代の方が、人口が少ないので、人身御供はあまりやらない。人の首を植物の実に見立てて、どんどん人身御供を立てるようになったのは、むしろ農耕が開始されて、余剰な人口が生じるようになってから、と言われる気がするわけで。農耕は、食料の供給を安定させて、人の生活も安定させるはずのものであったのに、果てしのない差別意識や階級意識を作り出す原因にもなっているんだなあ、と思う。動物というものが、農耕を行わないことが普通であるなら、人類は、自らが動物らしからぬ「不自然なこと」を始めた時に生じた矛盾やひずみを未だ自ら解決できない状態、と言われる気がするわけで。難しい問題だー、と思ったのでした。



Posted by bellis 01:25 | 日記 | comments (x) | trackback (x)