本日の日誌

本日はものすごい夕立が来て、夕方からけっこうな雨が降っていて。


今日は、けっこうあちこちにお手紙が届いたらしくて。7番目の兄さんに、「オペラ座の怪人」のことをちょこっと書いて送って、「30年間同じ思いでいることはすごいこと」というようなことを書いたら、ふっと「言いたいことが分かってくれる子が好き」って言われる気がするわけで。


で、資料の整理をしながら、民俗学のことも考えていて。古代中国では、天帝という神様もいましたけれども、黄帝という皇帝たちの先祖も神様的に扱われていて。天帝が「天」という漠然としたものの神格化で、黄帝がご先祖様を神格化したものだということは分かる。では、その2つの関係性は? と思うわけです。これがギリシャ神話だと、人間の英雄のペルセウスの父親が主神ゼウス、という具合に英雄先祖と天の神との連続した血縁的神話があるのですけれども、古代中国では、時代によって先祖信仰が盛んであったり、天帝信仰が盛んである、ということで。その差はどこから来るのだろうか、と思う。で、もうちょっと調べると、父系の人達は先祖信仰が盛んであって、逆に母系の人達は天帝信仰的であって。その差は? と思う。父系の人達は東照宮の徳川家康みたいに、父系の神格化された先祖と直系の血縁があるけれども、母系の人達は先祖が神様じゃないの? と思う。


で、Mステを見ていたら、ゆずの兄さん達に、「母系の神様は叔父さんや叔母さんだから」って言われる気がするわけで@@。母系の人達は、家族のことに責任を持つ男性は、父親ではなくて叔父さんなので。「男性の天の神」というと、先祖のお祖母さんの兄弟とか、そういう扱いになるんだー、とふと気がつくわけで。一家の中でも、男性が責任を持つのは、自分の姉妹達の子供だから、血縁はあるけれども、直接の肉親ではない。どの姉妹の子も同じように面倒を見なければならないのなら、母親が誰であるのかも、厳密には関係ないんだなー、家長のお祖母さんにとっては、どの娘の子供でも、みんな自分の孫とかひ孫になるんだし、と気がつく。要するに、母系では血縁は大事だけれども、「直系の血族」であるかどうかはあんまり意味がないんだなー、と思って。だから、「神様」が直接の先祖ではなくても構わないのだと思う。


だから、分化の違いで、血縁としては曖昧な神様と、血縁がはっきりしているご先祖様の二種類があるので、古代中国では時代によって、ご先祖様信仰に偏ることもあるし、とそういうことであったらしくて。


で、Mステでは、昔のスーパーライブの映像も流れていて。若かりし頃のKinKi-Kidsもちょこっと出てた気がするわけで。それを見たときから、7番目の兄さんがなんかやばい「目の力」を送ってる気がしたのですが。あんまりやられると、資料の整理に支障がーーー、と思うわけですが-;。でも、ともかく、今日のノルマは達成しました。続きは明日、ということでー;。



Posted by bellis 23:55 | 日記 | comments (x) | trackback (x)