本日の日誌

ばあさん二人のことを書いてやったら、土建屋の従兄弟が「親のことはどうもすみませんでした。昔の恨みは忘れて、どうか許して下さい。」って言ってペコペコしてくるようになってしまったー;。というか、あの鬼ばばあ二人のことで、おっちゃんがそんなに衝撃を受けるとは思わなかった-;。


ということで、どうやらおっちゃんの自白によると、登記をさせて「建築中」の掲示を外させる予定であったらしい。おっちゃんが、「家も建ったんだから、こんなもん外せ。業者さんだって迷惑だろう。」ってなだめたり、脅したりする予定だったらしい-;。でもって、あわよくばその隙に犯罪者二人が、残代金の請求を求めて訴訟でも起こす気であったらしい-;。だもんで、「現在瑕疵がない」ということで話を進めようとしてたわけですが、その話を持ち出すと私が激怒するし、しかも、私は「瑕疵がある」ということを前提として文章を書くので、向こうの文章とかみ合わないことばっかりになるし。かみ合わなければ、私はその点は自分の都合の良いように解釈して、「異議なきは認めたこと」方式で、とっとと話を進めるし。だいたい、法律のことだのなんだのを持ち出すというのは、「訴訟」を前提とした話、ということで、今は私は「寛大」だから訴訟は起こさないかもしれないけれども、かみ合わない話を向こうの都合の良いように進めようとすれば、「犯罪者が寛大さにつけこんで再犯を企んでいる」って怒り狂うし。


このままのかみ合わない調子で、話を進めるのは危険だ。話がどんどん進んだ後に、他の方向に話を唐突に持って行こうとすると、うちの社長や自分の身が危ない、私が何をどう考えて、話をどう進めるつもりなのか知らないと、本気で「訴訟」とかなんか騒ぎが来るかも、と思ったらしい。ということで、「異議なし」ということをどう考えるのか、とか、今後の工事の予定とか、掲示のことをどう考えているのか、とか、犯罪者二人が犯罪者だとして、その動機をどう考えるのか、何故地盤の瑕疵にそれほどこだわるのか、とかいろいろと質問した結果、「訴訟」に出るのにご都合のよろしいご都合主義の弁論がどんどん出てくる。しかも、その調子で設計士の従兄弟と建設会社の社長を、これからどんどん追い込む気でいる、ということが分かったらしくて。


でも、又従兄弟の土建屋のおっちゃんにとって、一番衝撃であったのは、鬼ばあさん二人のことであったらしくて。これは、うちの母親も「変な関係」と日頃から言っていたわけですが、普通「家の実家」といったら、「父方の実家」を田舎では指すわけです。だから、父親の実家、祖父の実家、その上の本家、総本家、みたいにたどって「一族」を形成するわけで。でも、何故か我が家は、父親の母親の方の実家と仲良くもしているし、頼ってもいて。で、父方の実家とは疎遠であって。だから、本当は祖母が祖父のところのお嫁に来たのだけれども、現実の付き合いは祖父が祖母のところに婿に行った、みたいな感じであって、何かというと祖母の実家に世話を焼かれたりしていたわけ。でも、祖母にはお兄さんがいるから、その親と同居してたわけでもないし、田舎的には祖父母の夫婦は親戚の中で、ちょっと立ち位置が中途半端、というか曖昧なかんじであって。で、祖母は自分の実家を、家全体の実家みたいにして付き合って頼りにしていたわけ。でも、今回分かったのは、祖母の実家の方でも、わりとそんな気分でいたらしくて。鬼ばあさん二人は、そもそも祖母にくっついて我が家に入り込んできたわけ。でも、父親は四男だから、昔の田舎風に言えば、「親兄弟の面倒を見る立場」ではないわけで。面倒を見る必要のない鬼ばあさん3人を、うちの母親が面倒を見て苦労したわけです。


で、今回、祖母の実家の今の当主である又従兄弟に会いに行きました。で、設計士の従兄弟がけしからんので、応援をお願いしたのですが、すったもんだがありました。でもって、どうやら、土建屋の又従兄弟と、設計士の又従兄弟と、建設会社の社長はグルになって何が言いたかったかというと、「建設会社が仕事を止めたのは、お前が言うことを聞かなかったからだ。お前が悪い。だから、穴を埋め戻して、謝ってこい。」と言いたかったらしい。というか、建築請負契約は、設計監理士との契約とは独立しているものだから、建設会社と監理士が共同でそんなことを言ってくる時点で、「共同での脅迫とか恐喝」なんじゃん? と思うわけですが、そっちはそっちで、それが分かってるから、一生懸命それを「ほのめかそう」としてたらしいー;。でも、私は私で、自分の弁論の構築に没頭して、人の言うことを全然聞いてない天然な人なので-;。話のかみあわなさが、「まずすぎる」ということになって、土建屋の又従兄弟の弁護士が事情聴取に乗り出したらしくてー;。で、その中で、「なんで、監理士の従兄弟が我が家に嫌がらせをすると思うのか?」という項目で、「鬼ばあさん二人が、昔、監理士のお母さんのことを虐めたので恨んでるのかも」と書いてやったわけです。当事者はみんな亡くなっているわけですが、当事者を知っている人達は、みんな「そのくらいのことしそうなばあさん達だった」って知ってるはずー;。ということで、どうも祖母の実家では、実家の方も、祖母とか鬼ばあさん二人のことを、「自分の家の娘」と見なしていたらしくて。要するに、「自分とこの娘が嫁に出た先の今の当主(すなわち私)」が、「あんたんとこが寄越した嫁とか娘どもの素行が悪すぎて迷惑受けたんで、あんたが責任取れ。実家として教育がなってないだろうーー。」と親を連れて談判しに来たってことだーー、やっぱり復讐だーー、と解釈したらしくてー;。だって、嫁に貰ったのはもう百年も前の話なんだけど?? っていうか、土建屋の従兄弟から見ても、うちのばあさんは大叔母さんなんだから、そのしつけが悪くてもあんたに責任ないでしょうがーー、と思うわけですが。でも、田舎の感覚から言うと、百年たっても、「出した娘が嫁ぎ先から文句言われちゃダメ」なもんらしい。っていうかその「不出来な娘」が私の祖母なんだが?? と思うわけで-;。


ということで、私の方に「自分たちが悪かった」という意識がひとかけらもないということで、弁護士さんは土建屋のおっちゃんに、「ともかく、『あんた達が悪い』とか、そういうことをほのめかしたり、言ったりするようなことを止めるように。でないと、自分が「名誉毀損」で訴えられますよ。」とアドバイスしたらしいですー;。そういや、そういう手もあったよねえ? とは思う-;。だいたい、そもそも「自分に悪いところがあった」なんて、思うような一族郎党じゃないじゃん。気にいらなかったら、誰でも、ヒステリー起こして騒ぐだけなんだが?? と思うわけですが-;。でも、そのアドバイスのおかげで、敵が送ってくる文章が、ますます何を言いたいのか意味不明になってるわけですー;。


というわけで、2、3日前だったか、作業中に、土建屋のおばちゃんの方に、「ごめんね、ごめんね、助けてあげられなくて、本当にごめんね。」ってものすごく謝られてしまって。「なんか今困ってることってあったっけ???」と思ったわけですが。どうやら、私以外の全ての人は、「悪党二人が、穴を埋めないと仕事をしない。言うことを聞かないお前が悪い。」と言って、私のことを虐めて、土建屋の従兄弟が、お金目当てでその二人に加担してる、と思ってたらしい。あれえ? そうだったんだ?? と思うわけですが、私の方は「法律マニア」な脳みそなので、法律のことしか考えてなかったわけで、「契約が残ってるのに、それをサボってたら、サボってる方が悪い」くらいにしか思ってなかったわけで。だって、実際建設会社が来なくても、今のところそれほど困らないんだし??? と思ってたわけで-;。だから、敵が私達を兵糧攻めに合わせてるはずだったのだけれども、実際に兵糧攻めにしてるのはどっちなんだろうねえ?? ということらしくて-;。なんか、変なの、と思うわけです。土建屋のおっちゃんの方は奥さんに怒られてたいへんらしいですー;。



Posted by bellis 23:48 | 日記 | comments (x) | trackback (x)