本日の日誌

昨夜は特に夢も見ず。陽気のせいか、朝寝の後、どうしても起きられなくて寝坊してしまう。そうしたら夢を見て、家の前に光一君と剛君がいて、車を運転していたら光一君をはねてしまう、という夢を見て。「きゃー」と思って目が覚めて。車の運転に気をつけるように、ということでもあるし、寝坊してるからそんな夢を送られたのかも、と思って-;。それで目が覚めて、作業の方は、だいたいいつもの通りできたのでした。今日は、土中から細かいビニールのくずが出ることが多かった気がする。


PCの復旧作業の方は、いくつか細かいソフトを入れる。で、今度はシリアル番号か何かが書いてあるはずの、メールデータがどこかに消えてしまっているソフトを1個発見する-;。うまく復旧できるかどうか、古いデータを探しているうちに時間切れになる。


モソ族についてのリポートを、つまみ食い的に少し読んだわけですが、著者はシンガポール人の曹さんという華僑の女性であって、かつては弁護士としてヘッジファンドとかでばりばり働いていたキャリアウーマンであったらしい。でも、割と若い時に仕事をリタイアし、モソ族の母系の伝統的生活に惹かれて雲南省に移住し、モソ族の伝統的な生活の維持に貢献している人。ご当人自身は、いわゆる「漢人」の出であって、父親が威張っている典型的な男系の家父長的な環境に育ったけれども、それに反発を覚えて、男社会でバリバリ働いてきた西洋式のフェミニスト的思想の強い人であって、東洋の古い母系社会であつモソ族の生き方に心を惹かれた、とそういうことになっているらしくて。伝統的なモソ族の生活は、常に漢人の男系的な生活思想に脅かされている、という感じで書かれているように思う。でも、私の読んだ感想では、現代におけるモソ族の生活の変化は、男系社会からの思想的影響よりは、貨幣経済の影響が大きい気がする。中国は共産主義といえども、貨幣経済もけっこう発展しているので。伝統的なお祭りを維持するにもお金が必要、子供に良い教育を受けさせるにもお金が必要、という感じで、ほぼ自給自足で生活が成り立っていた時代には、貨幣というものは、本当に最小限必要な分しかなくてそれで良かったものなのだけれども、現代社会は伝統的な生活を続けていたのでは、生活が成り立たないほど「お金」が必要なのが最大の問題なのだと感じる。だから、お金が必要なら、お金になる作物を作る、とか、漢人の社会に出て、彼らと対等に稼げるように彼らの文化とつきあう必要性が生じてくる。そうすると、伝統的な生活を維持する余裕はどんどんなくなる、ということになる。それに、むしろ、そういう「経済的」な問題を解決するために、曹さんがそこに送られたんじゃないの? という気すらする。だって、ヘッジファンドで働いていた、ということは、法律専門の弁護士というよりは、経済専門の人、というべきであって、ヘッジファンドなんて現代社会の経済活動の中でも最大の「魔境」というべきところなのだから、そこでお金をどんどん回して、仕事に成功していたということは、お金を投資的に回して利益を上げることにかけてはスペシャリストというべき人である。しかも、華僑といったら、例によって、中国人としては「名門」の人だろうし、だいたい名前を見ただけで、「曹操」なる人物と縁戚の人? と思うわけで。実際、彼女は為替レートとかの関係でモソの社会では「お金持ち」の部類の人である。だから、優秀ではあるけれども、お金がなくて進学できない子供の学費の援助をしたりしている。そして、省の役人が、伝統的なお祭りへの援助を打ち切って、お祭りの開催が危うい状況になると、ホテルとかを回って寄付を募り、観光客を誘致してお祭りの維持に努力している。そういう点でのお金の集め方とか、使い方なんて、誰よりも心得ているし得意な人でしょ、と思う。そして、彼女が書いたモソの人々のリポートはイギリスで出版され、昨年末井日本語に紹介された。それが、最近私が買って読んでいる週刊誌で紹介され、表紙になったモソ族の女性から、「この本を買うように」と言われたから、買うに至ったわけで。こんな感じで、同族の伝統的な生活を知るように、とか、そういう物品はたいていイングランドを経由して送られてくる。イングランドは、私達に対して非常に好意的なおばあちゃんの国である。でも、ともかく、蛙の目の人たちの本拠地に近いところに住んでいる人たちというのは、ヨーロッパとアメリカの関係に似ている、と言われる。要するに、蛙の王家の人たちが東洋の果ての倭の国で、どんなに成功してお金持ちになろうとも、要するに「彼らの先祖は故郷でやっていけなくなったど貧乏人である」ということであるー;。だから、生まれ故郷でそのまま生活できてきていた人々の方が、現代社会でどんなに貧乏だろうと、同族の中の「家としての格」は上、ということらしくて。モソの長老が、私に対して「頭のおかしな男を親元からおしつけられそうになったかわいそうな子」と言ってくれる、ということは、同族に対する影響力が非常に大きくて、総本家にとっては大打撃になる、と言われるわけで-;。なんでも政治だ-、と思ったのですが。


そして、昨夜はMステスペシャルを見る。Mステに出るためだけに韓国から帰国した翔君、お疲れ様ーー、と思う。この期間中にアジアにおける大きな勢力の2つといろんな話が進んだように思う。一つは中原の諸侯との取引、もう一つはどっかの国の将軍様との取引? というか、なんだかそういう話なのだけども、後者の方はなんというか、まだ書く余裕があまりないわけで。昨日は昼寝をしていたら、手を縛られた緊縛状態でのHをする夢で目が覚めて。そういう夢を送ってくる人は一人しかいない、というか、そんな夢を送ってくるなんて、これからどんな顔をしてMステを見ればいいのですかね? という感じだったわけでー;。そんな一日だったわけです。



Posted by bellis 20:25 | 日記 | comments (x) | trackback (x)