差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
36 バイト追加 、 2022年7月28日 (木) 18:38
 以上を纏めれば、ラビエは「'''機能を制限して限定したムルア・サテネ'''」で、サテネの一部分で「サテネの面相」の一つといえるが、ハイヌウェレは'''サテネの一部'''とみなされる場合もあるが、'''道具'''でしかない場合もあって、必ずしも'''「サテネの面相」とはいえない'''ものといえる。ハイヌウェレが「サテネが変化したものだから」という理由でサテネと同一視されるのなら、ハイヌウェレはアメタが変化したものでもあるので、アメタと同一視される、ということにもなり、一人のハイヌウェレに複数の性質が持たされることになる。
 ==== 男性の役割について ====
を祭りで殺した「人々」とは、「'''太陽神トゥワレ'''」の化身であって、一人一人が神官でもあるし、東洋で有名な「'''現人神'''」である、ともいえる。よって一般の人々のことを「<span style="color:orange">'''下位トゥワレ'''</span>」と呼ぶことにする。彼らは一人では完全なトゥワレになれず、集団でこそトゥワレに近い存在になって、トゥワレの役割の一部をこなせる、といえる。「<span style="color:orange">'''下位トゥワレ'''</span>」の役割は、祭祀(葬式や'''踊り''')を状況に応じて行い、トゥワレに生贄を捧げること、である。でも、それだけで何かが起こるわけではない。その点をまず、ハイヌウェレとラビエの神話を比較しながら考察したい<ref>「'''踊り'''」というものが上位の神に働きかける祭祀であり、芸能でもある点には注意したい。何故なら、日本には'''摩多羅'''という須佐之男と同一視された神がいるのだが、この神は「'''芸能の神'''」とされたからである。エジプト神話のベスかよ、って古代エジプトに詳しい人は突っ込んでやって下さい。</ref>。

案内メニュー