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=== 地名について ===
『山城国風土記』には、桂の地名の由来がある。[[月読命|月読神]]が保食(うけもち)神のもとへ赴く際に、'''桂の木に依りついた'''ことから桂の地名が起源という。江戸時代には、この一帯には神聖樹・桂の木が多く、「桂の里」と呼ばれていたという(『都名所図会』)。山城国の桂川と合流する綴喜郡の木津川流域には、強固な月神信仰があり、山城国で月桂樹のことを「桂」という表記に固定するまでは、日本では「カツラ」の地名の表記に「葛」や「楓」をあてていたとのことである。
 
長野県には「葛」の字に関連する戸隠の「九頭竜女神」の伝承があり、また楓の木に関して「鬼女紅葉」の伝承があるため、「桂の木」とはおそらく元は女神のことだったと考える。後発の「天月神命」を「桂の木に寄り付いた」とすることで、この木を中国の[[蚩尤]]伝説のように、「男神のトーテム」に変換しようとしたのではないだろうか。「桂の木」とは元は「保食神」のことであって、その木に天月神命が取り憑いて殺してしまった、とする方が本来の神話なのかもしれないと考える。そうして、女神の木に今度は天月神命自身が成り代わったのではないだろうか。
== 概要 ==

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