「飯石神社」の版間の差分

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== 飯石神社(三刀屋町多久和) ==
 
== 飯石神社(三刀屋町多久和) ==
主祭神は伊毘志都幣命(いひしつべのみこと)
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主祭神は伊毘志都幣命(いひしつべのみこと)。斐伊川の支流、三刀屋川のさらに支流、飯石川沿いにある。かつては伊毘志と言われていたが、神亀三年、飯石と改めた土地である。
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『神国島根』によると、伊毘志都幣命は、天照大神の御子・天穂日命の御子神。またの名を天夷鳥命、武夷鳥命、天熊大人、大背飯三熊大人、武三熊大人、稲背脛命、武日照命などという。出雲国造家の租にして、出雲伊波比神とも称される神。命の天降られた磐石を御神体とし、二重の玉垣で囲み本殿 にかえている。出雲風土記によれば飯石郡、飯石郷の地名起源を、この地 に「伊毘志都幣命が坐すためである。」と記している。
  
 
== 近隣寺社 ==
 
== 近隣寺社 ==

2025年2月13日 (木) 14:54時点における版

飯石神社(いいしじんじゃ)は島根県島根県雲南市にある神社である。式内社、出雲國飯石郡飯石神社に比定される。

飯石神社(三刀屋町多久和)

主祭神は伊毘志都幣命(いひしつべのみこと)。斐伊川の支流、三刀屋川のさらに支流、飯石川沿いにある。かつては伊毘志と言われていたが、神亀三年、飯石と改めた土地である。

『神国島根』によると、伊毘志都幣命は、天照大神の御子・天穂日命の御子神。またの名を天夷鳥命、武夷鳥命、天熊大人、大背飯三熊大人、武三熊大人、稲背脛命、武日照命などという。出雲国造家の租にして、出雲伊波比神とも称される神。命の天降られた磐石を御神体とし、二重の玉垣で囲み本殿 にかえている。出雲風土記によれば飯石郡、飯石郷の地名起源を、この地 に「伊毘志都幣命が坐すためである。」と記している。

近隣寺社

廣峰神社

松江市秋鹿町井神にある神社。祭神不明。同所に天之神社、歳徳神の社殿もある[1]

高祖寺奥の院大日堂

「おもっつあん(大餅さん)」と呼ばれる伝統行事がある(松江市無形文化財指定)。

秋鹿の大日如来がばくちに負けた腹いせに松江市八雲町の星上寺から大餅を盗んで帰られた

という伝説に因んだ行事である。平安初期から伝わったものと推定される御頭行事で、古式をよく残す。これは正月に大きな餅をついて、院大日堂に奉納する、という行事である[2]

私的考察

参考文献

関連項目

脚注

  1. 廣峰神社・天之神社、松江の神社(最終閲覧日:25-01-08)
  2. 大日堂御頭行事 “おもっつぁん” (だいにちどうおんとうぎょうじ おもっつぁん)、水の都・松江(最終閲覧日:25-01-08)