差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
== 階級社会の神話・凡神の定義 ==
泰山信仰は、紀元前200年前後より、「封禅」に代表される「'''王権を保護する神'''」と、「氏族・部族に関係なく広く'''庶民全体を保護したり、願いを叶えたりする神'''」という凡神性を伴う二極化した性質が顕著になり、これが道教として発展していくように思う。尚、本HPで述べる「'''凡神'''」とは、「祖神ではなく、誰でも信仰可能な」とは、「祖神というよりは、誰でも信仰可能な'''凡用性の高い神'''」という意味で使用する。現代社会では「信仰する者の入信を誰でも(あるいは一定の基準を満たせば)許す」というタイプの凡神的な神や宗教の方が多いのではないだろうか。
ただし、日本のオリジナルの神々では中庸的な神が多い。例えば、日本人が神社に参拝に行く際に、祀られている祭神はどこかの氏族の「祖神」である場合が多い。しかし、人々はそれが「自分の祖神」であるかどうかいちいち考えずに、個人に関わる幸運や自分が属する何らかのコミュニティの御利益というものを求めて参拝するし、神の方もそれに答えてくれると考えられている。日本の神々の多くは、'''祖神でもあり凡神でもある'''のである。

案内メニュー