スイス・レートロマンの伝承に「山のこびと」という話がある。これは『グレータとチアリという姉妹がいて、姉がおそろしい山のこびと「ギアン・ピッツェン」にさらわれたので、妹が助け出しに行く。妹はとらわれた姉を袋に詰め、こびとを騙して背負わせ、外に運び出させる。その後、チアリはこびとを水に投げ込んで殺す。』という話である。「ギアン・ピッツェン」とはグミヤーに類する名で、台湾アミ族のブララカス(伏羲)に相当する神と考える。チアリというのはチカナサウに類する女神で、おそらく彼女が姉の生還や再生を助けた、という神話が古くにあり、それが台湾とケルトに分かれて伝播したと考える。息子とされているチマチウチウは元は女神で、息子ではなく「姉」だったのだと考える。
とすれば、黄帝(伏羲・ブララカス)に殺された体の透き通って光り輝いていた「'''[[炎帝]]'''」とは太陽女神であったテヤマサンのことだったと考える。中原で彼女は男性形の炎帝に作り替えられてしまい、台湾でも「チマチウチウ」という男神に作り替えられてしまったけれども、遠く離れたケルトでは女神のままの姿が語り継がれていたと考える。そして、台湾の「チマチウチウ」というのは、とりもなおさず日本の「'''浦島太郎'''」のことなので、'''浦島太郎を擁する海部氏とはアミ族の分派'''なのだろうな、と考える。浦島太郎はどちらかというと布津主に近い名かと思うけれども、これを「倭直(ヤマトノアタイ)」としたら「チマチウチウ」のことと考える。日本の浦島太郎に目立つ母親はいないが、丹後半島には天香山命とその母・天道日女命が仲睦まじく土地を開拓した、という伝説が残る。また、千葉県には[[手児奈]]という、ややテヤマサン的な儚い女性の伝承がある。茨城県には寒田の郎子と共に亡くなる[[手子后神社 (神栖市)|手子比売命]]の神話が残る。いずれも海部氏の伝承で、伏羲あるいはグミヤーに類する神に殺される「女神」こそが、チワン族に由来する「伏羲(黄帝)に殺される女神」なのであって、彼女こそが「炎帝」といえるのではないだろうか。の神話が残る。いずれも海部氏の伝承で、伏羲あるいはグミヤーに類する神に殺される「女神」だったものと考える。彼女こそが、チワン族に由来する「伏羲(黄帝)に殺される女神」なのであって、彼女こそが「炎帝の原型」といえるのではないだろうか。
== グミヤー ==