よって、蚩尤がというよりも、その前の段階の'''[[チャンヤン]]'''で、「兵主神」の地位は「BT」女神から男神へ変更されたのだと考える。蚩尤はその性質を引き継いだのであろう。
=== 蚩尤は饕餮なのだろうか 蚩尤は饕餮なのだろうか。語源について。 ======= 蚩尤と祝融 ====蚩尤(デーヴァ)=祝融(*tshuk-yuwng、融けるデーヴァ)
蚩尤と饕餮は、いわば「デーヴァ」と「デーヴァ・デーヴァ」という名であって、関連性があるのは当然といえる。ただし、時代によって性質に混同が見られる。また文化によって、饕餮のことを「デーヴァ・デーヴァ」と呼ばず「ヴァルナ・デーヴァ」と呼んだ人々もいるかもしれないと考える。後者の「ヴァルナ・デーヴァ」と呼んだ名が男性形の「BT」の神の起源の一つになっていると考える。また「デーヴァ・BT」と呼んだ群もあるだろう。'''ディヤウシュ・ピトリ'''のように。そして、この場合対になる女神はプリティヴィー<ref>ただし、プリティヴィーは「天の女神(「太陽女神)」から「地母神」に変更されてしまっている。その理由は、'''中国では「蚩尤を倒して天に帰れなくなったから」'''と語られている。</ref>なので、'''女神の方も「BT」という子音'''になる。ともかく、男性形の「BT」という名の神、他に「TT」、「TB」、「TBT」となる子音の神は「'''軍団の軍団長'''」という意味も兼ね、そもそも一柱の神から成っている名ではないと思われる。
こうして、社会が階層化し、いろんなデーヴァが登場すると、誰がどのデーヴァなのか、誰が神でどれが人間の役職名なのかも分からなくなってくる。そこで、「蚩尤(デーヴァ)」に「太陽神」や「火神」の性質を持たせたのが「祝融」と考える。
* 蚩尤(デーヴァ)=祝融(*tshuk-yuwng、融けるデーヴァ)
である。「融」の字をつけたのは彼があらゆるものを融かす高熱の神であることを示したかったのだろう。武器を管理する「兵主神」の暗喩でもあったかもしれない。でもこれが印欧語族の間ではゲルマン祖語の「*jungaz(若い)」になってしまったと考える。祝融は「ヤング・デーヴァ」とか「デーヴァ・ジュニア」と呼ばれるようになってしまったのだ。おそらく日本語ではこれを更に意訳して「'''別雷神'''」と呼んだと思われる。だから、'''「別雷神」とは蚩尤のこと'''といえる。