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|+ 魃女神とデーヴァ
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! 中国 !! インド !! 苗族神話(比較) !! 中国!! インド
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! 入れ替えた女神
| || ダヌ || ダロン(男神)・チャンヤン || 伏羲||
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! 倒す神
| 魃・応竜 || インドラ(勝つデーヴァ) || バロン(女神)・ニャンニ || 女媧(Nǚwā)|| マヌ(人類の祖)
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! 倒される神
| 蚩尤(デーヴァ) || ヴリトラ(魃+応竜) || || ||
|}
念の為、比較に苗族の祖神の名を挙げておく。死して楓の樹に変化したとされる蚩尤は、苗族の楓香樹信仰と関連すると一般的に考えられているからだ。中国の神話では単純に、「魃・応竜」対「蚩尤」の戦いといえる。インドの神話では、これをただ単に男女を入れ替えただけでなく、「デーヴァ」に相当する神を、2つに分けて、一方を「ダヌ女神」と女神に変えてしまい、「勝利者としての蚩尤(デーヴァ)」として、新たに「インドラ」を加えている。神話というものは、時代が進むにつれて単純なものから複雑なものへと変化し、内容も素朴なものから壮大なものになっていくと考えるので、登場人物が増えているインドの神話の方が後発なのだと考える。
一方、余談的ではあるが、魃女神が本来、どんな女神だったのかを推察する名前が各地の印欧語即の神話に残されている。インドで魃女神と同じ「BT」の子音を持つのはシヴァ神の妻とされるパールヴァティーである。ゲルマンの神話ではヴェルンドという鍛冶神の妻にベズヴィルド(Böðvildr)という女性がいる。また、メソポタミアにはニンフルサグ女神がいる。総じて、愛らしく優しい女神とされることが多いのではないだろうか。
ちなみに、中国神話でバロンに相当する女媧は蛇女神である。魃+応竜がインドで蛇女神と現されることと相関する。本来'''魃女神と女媧は同一の女神だったのだろう'''。当然'''伏羲と蚩尤も同じ神だった'''のだと考える。のだと考える。ついでに述べれば、インドでは大洪水を生き残って人類の祖となったのは、マヌという男性ということになっている。これも苗族の別の女神であるニャンニを男性化したものと考える。父系の文化で、女神を勝手に男神に入れ替えてしまっているのは、魃女神の例だけではないのである。
== 概要 ==

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