* 羿のように地上から太陽を射落とすのではなく、日月を射るために異界を旅するパターンが多い。場合によっては多くの年月を要し、帰ってくる頃には浦島太郎のようになっていることもある。
ということである。若者二人ではなく、少数だが'''男女'''が旅するパターンもある。
「オアイム」という鳥が月を射る話、は多少の欠損と「内容のはしょり」があるが、原型に近い話と考える。「若者二人が旅をする話」はかなり変形が進んだもので、紀元前5000年頃には「日月を射る神話」は、元の話からすでにかなり改変された状態であることが分かる。
=== 推察される元の話 ===
<blockquote>「オアイム」という若者が、太陽女神の助けを得て、異界を旅し悪しき月を射落とした。若者は太陽女神と結婚した。が、月が蘇ってオアイムと太陽女神を焼き殺してしまった。オアイムは死後鳥となって天に昇り、「天の神」となった。</blockquote>
オアイム神話の内容は、当初ほぼこのようなものだったと思う。オアイム神話の「連れ」のエピソードが欠損し、彼女との婚姻譚も欠損している。彼女が焼殺されたことは、オアイム神話では彼女の存在ごと欠損しているが、「若者二人」版の話より、「亡くなる若者」というのは元は「焼き殺された女神」のことで、これが男性に変更されているのだと推察される。
== 太陽を射る話 ==