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426 バイト追加 、 2025年1月21日 (火)
長野県の諏訪大社下社と鉢伏山周辺には犬神信仰があり、[[出早雄命]]と[[意岐萩神]]が犬神に相当すると考えている。また長野県の民間伝承の犬神である[[早太郎]]は「'''疾風'''」という意味と考えられ、本来は[[速飄神]]という風神でもあったと管理人は考えている。[[志那都比古神|級長津彦命]]が、風神であり、鍛冶(火)に関する神であれば、これは諏訪信仰では[[意岐萩神]]に相当する神と考える。「萩」という字には「'''火'''」という文字が含まれており、火神の性質も示唆されるように思うからである。ただし、水内郡では[[意岐萩神]]に代わって'''健御名方富命彦神別神'''が祀られているように思う。これは「子神」という性質を強調して、風神である、というよりは[[須佐之男命]]の子神である[[年神]]に近い神として現されていると考える。古代において建御名方命に「風神」としての性質があったのであれば、「健御名方富命彦神別神」にも近い性質があったかもしれないが、想像の域を出ない。ただ、風間神社で「健御名方富命彦神別神」が祀られており、現在、善光寺の「奥の院」と言われる駒形岳駒弓神社で健御名方富命彦神別神・年神・聖徳太子がほぼ一体のように祀られていることと、風間神社の事実上の祭神が聖徳太子であることを併せて考えれば、古代において、風間神社で健御名方富命彦神別神が祀られていたとしても不思議ではないと考える。
 
以上より、風間神社の[[飄別神]]とは、[[志那都比古神]]、健御名方富命彦神別神、[[飄別神]]などが該当すると考える。もしかしたら、[[出早雄命]]と[[意岐萩神]]が'''対'''であるように、栗田の'''狗天伯社'''と対になる神社で、'''狗天伯社'''には[[伊勢津彦]]あるいは[[出早雄命]]が祀られていたかもしれないと考える。
== 参考文献 ==

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