アータル
ナビゲーションに移動
検索に移動
アータル (Atar) はゾロアスター教に登場する火の神。
アフラ・マズダーが生み出したヤザタの一柱で、アフラ・マズダーの息子とされる[1][2]。
パフラヴィー語ではアードゥル (Adur)、アーダル (Adar) と呼ばれる[3]。
解説
人間に知恵と安寧をもたらし、世界を邪悪から守護する「勇敢で善き戦士」として崇拝されたという。また、稲妻となり、雨を遅らせようとした悪魔を退治する神話もある。
讃歌『ザムヤード・ヤシュト(Yasht)』においては、光輪(クワルナフ(Khvarenah))を奪い合い、邪竜アジ・ダハーカと戦った。ある時は、アジ・ダハーカは光輪を奪い取るべく罵詈雑言を吐きながらアータルに迫った。アータルは、自分がアジ・ダハーカの体の中に入って口の中で燃え上がり、アジ・ダハーカが地上に来られないように、決して世界を破壊できないようにする、と言った。アジ・ダハーカはアータルのこの言葉に萎縮して退いたという[4][5]。アータルはミスラとしばしば行動を共にしており、二人でアジ・ダハーカと戦うこともあった[4]。
Adl(アラビア語)
アラビア語でのアドル(ʿadl、عدل)は「正義」、「公正」、「誠実」などを意味する。なお、定冠詞付きのアル・アドル(Al-ʿAdl、العدل)はアッラーフの99の美名のうちの1つであり、非常にめでたい響きを持つ。そのため、アラビア語圏を含むイスラーム圏の組織名などに使われることがある。アーディル(ʿādil、عادل)と同語源。
参考文献
- Wikipedia:アータル(最終閲覧日:26-01-16)
- 池上正太 |title=オリエントの神々, 新紀元社, Truth In Fantasy 74, 2006-12, p227, isbn:978-4-7753-0408-2
- カーティス・ヴェスタ・サーコーシュ, 薩摩竜郎訳, ペルシャの神話, 丸善, 丸善ブックス 096, 2002-02, isbn:978-4-621-06096-4
- テンプレート:Cite book
- テンプレート:Cite book
- Wikipedia:アドル(最終閲覧日:26-01-16)