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=== 犀龍 ===
長野県安曇野市安曇野から長野市信州新町の犀川流域にかけて、「小泉小太郎」という若者が母親の龍神(諏訪の神の化身といわれる)と犀川流域を開拓したという伝承がある。母の名を'''犀龍'''といい、川の名を犀川という。これは中国・プーラン族の[[グミヤー]]の天地創造神話の類話であって、『グミヤーが、「リ」という名の巨大な獣(サイに似ている)を殺して、まず皮をはいで天を創った。』という部分に対応するモチーフと考える。上田地域(千曲川流域か?)には「泉小太郎」という若者が養母を薪で殺した、という伝承があり、この養母が「犀(リー)」に相当するのだろう。
 
=== 李氷の揚子江治水 ===
漢代『蜀王本紀』に、「江水が水害になった。蜀守李氷は'''石犀'''を五つ作って、水精を制圧した」とある。「石」というものは神話的に「死んだもの」を暗喩する表現である。犀龍のように「水神」となった女神も「吊された女神」であって死者であることを暗喩する。これも「グミヤーの天地創造」、「小泉小太郎」の類話と考える。
 
=== 私的考察 ===
神話上のサイには、火と水という両極端の性質があるようである。ただし、伝承全般を総合的に見るに、「水を鎮める」力の方が強いとされていると感じる。龍も架空だけれども水生動物だし、サイも水に関連の深い動物だから。もしかしたら、エジプトのカバの女神であるタウエレトとも関連する女神かもしれないと思う。
== 分布 ==

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