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5,779 バイト除去 、 2026年1月24日 (土)
よって、蚩尤がというよりも、その前の段階の'''[[チャンヤン]]'''で、「兵主神」の地位は'''「BT」女神から男神へ変更された'''のだと考える。蚩尤はその性質を引き継いだのであろう。そして彼女は天上の太陽女神から、地上の女神へと変更させられていくのである。
=== 蚩尤は饕餮なのだろうか。語源について。 蚩尤と饕餮 ======= デーヴァ(DV)という音について ==== 蚩尤と饕餮は、いわば「デーヴァ」と「デーヴァ・デーヴァ」という名であって、関連性があるのは当然といえる。ただし、時代によって性質に混同が見られる。また文化によって、饕餮のことを「デーヴァ・デーヴァ」と呼ばず「ヴァルナ・デーヴァ」と呼んだ人々もいるかもしれないと考える。後者の「ヴァルナ・デーヴァ」と呼んだ名が男性形の「BT」の神の起源の一つになっていると考える。また「デーヴァ・BT」と呼んだ群もあるだろう。'''ディヤウシュ・ピトリ'''のように。そして、この場合対になる女神はプリティヴィー<ref>ただし、プリティヴィーは「天の女神(「太陽女神)」から「地母神」に変更されてしまっている。その理由は、'''中国では「蚩尤を倒して天に帰れなくなったから」'''と語られている。</ref>なので、'''女神の方も「BT」という子音'''になる。ともかく、男性形の「BT」という名の神、他に「TT」、「TB」、「TBT」となる子音の神は「'''軍団の軍団長'''」という意味も兼ね、そもそも一柱の神から成っている名ではないと思われる。 それに対して、「デーヴァ(蚩尤)」の方は、ダロンもチャンヤンも「特定の個人」の名として使われるし、特定の個としての神、あるいは人を指す名と考える。いわば「デーヴァ(蚩尤)」とは、総司令官(女神)の次に来る「軍団の副司令官(男性の最高神)」というのが、一部のデーヴァ支持者の中での、本来の立場だったかもしれない。だから、「蚩尤副司令官」の下に「饕餮たち(軍団長たち)」がいた、というように分けられるのかもしれないと思う。 その一方で、バロン・ダロンの神話にあるように、二人の父といえる雷神と、風神を思わせるアペ・コペンは天上界で並立している。これを風神ではなく、中国の黄帝が雷神と考えられるように、天上の雷神もアペ・コペンも雷神であって、「二人の雷神」とみるのであれば、雷神とアペ・コペンが天上での「2雷神」ということになって、デーヴァというのは雷神の意味も兼ねるので「饕餮」ということになるのではないだろうか。要するに「饕餮」には「2雷神」の名と、その雷神の名を採った「軍団」の意味があって、序列からいえば* 饕餮(雷神)→蚩尤(人間の副総司令官)→饕餮(軍団)という構造なのだと考える。しかし、蚩尤が人間だったとしたら、悲劇的に殺されなくてもいつかは亡くなる。そして、死後神格化されれば、以下のようになるのではないだろうか。* 饕餮(雷神)→蚩尤(兵主神)→帝(Tei)→饕餮(軍団)「帝」とは人間の王であり、神々と人々との橋渡しとなる存在である。彼もまた「デーヴァ」といえる。蚩尤は、こうして'''信奉者の間では「天の神」に昇格した'''と思われる。一方、天に戻れなくなってしまった魃女神は「地上の女神」のままだから、こうして「天の女神」と「地上の軍神」は立ち位置が入れ替わって、「天の軍神」と「大地の女神」になってしまったと考える。蚩尤が「天の神」になってしまったら、それまで彼が担っていた'''「天地を支える木(や柱)の神」や「殺されてバラバラになる神」の位置を他に振り替えなければならなくなる'''。「BN」の神に振り返られてしまったものが「盤固」、「BT」の神に振り返られてしまったのが「プルシャ」である。それは本当は蚩尤の役目、蚩尤に非常に近い位置にある「ダロン」の役目だったと思われる。彼らの本来の姿は、「殺される神」であるメソポタミアのドゥムジやギリシア神話のアドーニスだったのである。 こうして、社会が階層化し、いろんなデーヴァが登場すると、誰がどのデーヴァなのか、誰が神でどれが人間の役職名なのかも分からなくなってくる。そこで、「蚩尤(デーヴァ)」に「太陽神」や「火神」の性質を持たせたのが「祝融」と考える。 *  である。「融」の字をつけたのは彼があらゆるものを融かす高熱の神であることを示したかったのだろう。武器を管理する「兵主神」の暗喩でもあったかもしれない。でもこれが印欧語族の間ではゲルマン祖語の「*jungaz(若い)」になってしまったと考える。祝融は「ヤング・デーヴァ」とか「デーヴァ・ジュニア」と呼ばれるようになってしまったのだ。おそらく日本語ではこれを更に意訳して「'''別雷神'''」と呼んだと思われる。だから、'''「別雷神」とは蚩尤のこと'''といえる。 纏めると、'''神としての饕餮'''は「バロン・ダロン神話」に出てくるような「火雷神」で河姆渡よりも前の文化では2柱の男性神だったと思われる。現在の中国神話でいうところの'''炎帝と黄帝'''に相当する。その'''子神とされたのが蚩尤(祝融)'''であり、苗族のダロン・チャンヤンと「ほぼ同じ神」である。ただし、時代が下り、神話が各地に拡散するにつれて、饕餮と蚩尤の地位が入れ替わったり、交錯してしまった場合があるため、両者を完全に分けて定義することは難しいと感じる。殷周の青銅器に見られる獣神面紋、いわゆる'''「饕餮紋」は蚩尤(祝融)の面蚩尤(tʰjɯɢʷɯ)'''と考える。黄河文明の祭器だから、祝融とすることが妥当かと思う。性質はを「t+young(若)」という名だとすると、'''火雷神の子神の火神か太陽神饕餮'''だと考える。地上の「皇帝」は彼の代理人とされたのだろう。そもそもは「t+'''「皇」という漢字は頭上に「日」をいただく王のことyo'''とその形にある。ung(若)」と、「yo」の音を強調した名と考えるので、この2つは「同じもの」と考えて良いと考える。「天の最高神」としては、印欧語族の「ディヤウス」のように饕餮と同じ「TT」の子音を持つ神が多いように思う。この子音の神は雷神や太陽神として現されることが多いように思うが、饕餮のようにそうでないものもある。中国の「饕餮」は化け物のような印象を受けるので、ギリシア神話の「ティターン」に近いような印象を受ける。
== 概要 ==

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