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日本の仏教説話にこんな話がある。
<blockquote>行基が難波で布教のために説法をしていた。一人の女が男の子を連れてきていたが、その子は十歳を過ぎているのに、絶えず泣き喚き、歩くこともできず、乳を飲んでいた。行基は女に「その子供は淵に投げ捨てなさい。」と言った。人々は「慈悲深い行基様が、なんでそのような無慈悲なことを言うのだろう。」と不審がった。女は子供がかわいかったので捨てず、次の日もまた子連れで説法を聞きにやってきた。しかし、また子供が泣きわめくので、ついに耐えきれず子供を淵に捨てた。すると子供は水の上に浮かんで「ああ残念だ。もう三年おまえから取り立てて食ってやろうと思ったのに。」と言った。行基はこの話を聞き、母親に「お前は前世で、彼の物を借りて返済しなかったので、貸主がおまえの子供に生まれ変わって取り立てようとしたのだ。」と教えたとのことだ<ref>日本霊異記第三十、日本古典文学全集、小学館、p225-227</ref>。</blockquote>
== 関連項目 ==

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