== D-、J-、Y-、(U-)あるいはT- ==
神の名における「T」の子音には大雑把にいって、原則的に2つの意味があり、性差があるように思う。女神の場合は「虎(Tiger)」であって、インド神話のドゥルガー女神などがいる。男神の場合は「豚(中国語でTi)」であって、食料であり、犠牲獣に使われることが多い。
印欧祖語のディヤウス(dyaus)という言葉は、「父なるデャウス」を意味するデャウシュ・ピター(dyauṣpitā)という言葉でもあり、ヒンドゥー教で「天(dyaus)の父(pita)」という天空神を示している。この名前は英語の「Thunder(雷)」という言葉が示すように「'''雷'''」を示す言葉なのだと考える。Y-という接頭語はJ-という接頭語から濁点を外したものである。ギリシア神話の主神ゼウス(Zeus)もこの群に入れる。ニーベルンゲンのグズルーン(Gudrun)は、更にG-という接頭辞が付加された名と考える<ref>この名はローマのユーノー(Juno)に近い名ではないのだろうか。</ref>。起源は祝融(Zhùróng)ではないだろうか。