差分

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インド神話において、死して「'''世界の秩序の根本となった'''」とされる原人プルシャはトヴァシュトリのことともされている。彼は神々と敵対的な神とはされていない。またトヴァシュトリにはヴァジュラを作り出すなど、「鍛冶神」のような性質を有していて、これはカフカスのナルト叙事詩のトレプシュに相当する神でもあると思う。カフカスでは伝承により2人の「鍛冶神」がおり、トレプシュの名の場合はインド系、クルダレゴンの場合はイランの鍛冶神カーディに類する名でイラン系の神といえる。インド系・イラン系の両方の鍛冶神が存在して、同じように機能しているのである<ref>よくよくの余談だが、クルダレゴンから「d」音を外してしまったのが、「指輪物語」のアラゴルンだと思っている。彼の場合は、鍛冶神ではなく、ティワズと遠く同語源と言えるアータルやアーサー王をイメージした軍神的存在として描かれる。でも、アラゴルンは最後に自ら「折れた剣」を打ち直して王として立つから、カーディやアータルが、遠くアーサー王と同起源の存在であることをトールキン教授は知っていたのではないか、と個人的には思う。</ref>。
 
=== インド神話の複合性 ===
インドは多民族国家なので、神話も単一的ではなく、いろんな民族の神話が集まって纏められた複合的なものと考える。よって似たような名前の神々が重複する可能性がある。彼らは類似した性質も有しているし、異なる性質も有していて、「同じ神」ともいえるし、「違う神」ともなり得る。ヒッタイト神話になぞらえれば、ヒッティ族のテシュブとフルリ人のタルは中央の神殿では「同じ神」として扱われるけれども、名前が異なるし、地方によって細かい神話の内容に違いがあったことと思われる。
 
話をインド神話に戻し、トヴァシュトリの系図を中心に見ることにする。
== トゥイストー、トヴァシュトリとユミル ==

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