前者は、「天空の水神」から、中国以外の印欧語族の中では「天空神」、「水神」に分かれ、次第に地位が低下した傾向がある。台湾、ヴェマーレ族などのオーストロネシア語族の中では「神」とされる要素は強くないように感じる。また、中国では「'''現実の地面に存在する水'''」の神としての性質が次第に強まり、中国の河伯、日本の河童のような水神に変化したと考える。また共工や人身御供を求める悪い河伯(悪竜)にも転じ、悪神とされてしまった群もあると思う。
それ以外に、「射月」の性質より、「神」ではなく羿のような人間の射日英雄に変化した群もあるのだろう。
また、台湾の伝承では、「オアイム」とは人が死後変化した鳥であるとされている。誰か'''生きている人が亡くなったら、鳥あるいは鳥神、雷神に変化する'''、という思想が非常に古い時代からあったことが分かる。この思想の流れをくんだのが、日本の雷神管公などの怨霊とされる雷神なのだろう。