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| − | サソリに暗闇で[[ブラックライト]]を当てると緑色に光る。表皮にあるヒアリン層が[[蛍光]]を発するとされるが、これには少なくとも[[β-カルボリン]]が関わっている<ref>{{cite journal |last=Stachel |first=Shawn J |coauthors=Scott A Stockwell and David L Van Vranken |year=1999 |month=August |title=The fluorescence of scorpions and cataractogenesis |journal=Chemistry & Biology |publisher=Cell Press |volume=6 |pages=531–539 |url=http://www.chembiol.com/content/article/abstract?uid=PIIS1074552199800854 |accessdate=2008-06-17 |doi=10.1016/S1074-5521(99)80085-4}}</ref>。この蛍光現象はサソリとして一般的であるが、少なくとも[[:en:Chaerilidae|Chaerilidae]]科の一部の種類は、例外的に蛍光しない<ref>{{Cite journal|last=Lourenço|first=Wilson R.|date=2012-12|title=Fluorescence in scorpions under UV light; can chaerilids be a possible exception?|url=https://linkinghub.elsevier.com/retrieve/pii/S1631069112002740|journal=Comptes Rendus Biologies|volume=335|issue=12|pages=731–734|language=en|doi=10.1016/j.crvi.2012.11.001}}</ref>。
| + | サソリに暗闇でブラックライトを当てると緑色に光る。表皮にあるヒアリン層が蛍光を発するとされるが、これには少なくともβ-カルボリンが関わっている<ref>Stachel, Shawn J , Scott A Stockwell and David L Van Vranken, 1999, August, The fluorescence of scorpions and cataractogenesis, Chemistry & Biology, Cell Press, volume6, p531–539 . http://www.chembiol.com/content/article/abstract?uid=PIIS1074552199800854, 2008-06-17, doi:10.1016/S1074-5521(99)80085-4</ref>。この蛍光現象はサソリとして一般的であるが、少なくともChaerilidae科の一部の種類は、例外的に蛍光しない<ref>Lourenço Wilson R., 2012-12, Fluorescence in scorpions under UV light; can chaerilids be a possible exception?, https://linkinghub.elsevier.com/retrieve/pii/S1631069112002740, Comptes Rendus Biologies, volume335, issue:12, p731–734, doi:10.1016/j.crvi.2012.11.001</ref>。 |
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| − | 産まれたてのサソリにはヒアリン層がないが、脱皮を重ねて成長する毎に増え、発光現象が強くなる<ref>{{cite journal |last=Hadley |first=Neil F. |coauthors=Stanley C. Williams |year=1968 |month=July |title=Surface Activities of Some North American Scorpions in Relation to Feeding |journal=[[:en:Ecology (journal)|Ecology]] |volume=49 |issue=4 |pages=726–734 |publisher=Ecological Society of America |url=https://www.jstor.org/stable/1935535 |accessdate=2008-06-17 |doi=10.2307/1935535}}</ref>。液浸標本にしても、周囲にヒアリン層が溶け出して、光るのだという。また、脱皮した後の脱皮殻も光る。 | + | 産まれたてのサソリにはヒアリン層がないが、脱皮を重ねて成長する毎に増え、発光現象が強くなる<ref>Hadley Neil F., Stanley C. Williams, 1968, July, Surface Activities of Some North American Scorpions in Relation to Feeding, Ecology (journal), volume49, issue:4, p726–734, Ecological Society of America, https://www.jstor.org/stable/1935535, 2008-06-17 , doi:10.2307/1935535</ref>。液浸標本にしても、周囲にヒアリン層が溶け出して、光るのだという。また、脱皮した後の脱皮殻も光る。 |
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| − | サソリ以外の[[節足動物]]、例えば[[クモ]]類、[[昆虫]]類と[[ヤスデ]]類の一部も類似の蛍光現象がある<ref>{{Cite web|url=https://www.diyphotography.net/love-hate-ultraviolet-macros-will-change-way-see-arthropods/|title=Love Them Or Hate Them, These Ultraviolet Macros Will Change The Way You See Arthropods|accessdate=2019-01-19|date=2015-01-01|website=DIY Photography|language=en-US}}</ref><ref>{{Cite news|title=Luminous Beauty: The Secret World of Fluorescent Arthropods|date=2013-11-20|last=Pearson|first=Gwen|url=https://www.wired.com/2013/11/arthropods-are-having-a-secret-rave/|accessdate=2019-01-19|issn=1059-1028|work=Wired}}</ref>。
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| | + | サソリ以外の節足動物、例えばクモ類、昆虫類とヤスデ類の一部も類似の蛍光現象がある<ref>https://www.diyphotography.net/love-hate-ultraviolet-macros-will-change-way-see-arthropods/, Love Them Or Hate Them, These Ultraviolet Macros Will Change The Way You See Arthropods, 2019-01-19, 2015-01-01, DIY Photography</ref><ref>Luminous Beauty: The Secret World of Fluorescent Arthropods, 2013-11-20, Pearson Gwen, https://www.wired.com/2013/11/arthropods-are-having-a-secret-rave/, 2019-01-19, issn:1059-1028</ref>。 |
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| | == 主な種類 == | | == 主な種類 == |
サソリ(さそり、蠍、蝎、サソリ類、英:scorpion、学名:Scorpiones)は、鋏角亜門クモガタ綱に分類される節足動物の分類群の一つ。分類学上はサソリ目とされる。体の前に鋏型の触肢、後ろに毒針を持つ捕食者である。
1,700以上の種が記載され、最古の化石記録は4億3,000万年前のシルル紀まで遡る。有毒生物として広く知られるが、人間の命にかかわる毒を持つものはごく一部の種類に過ぎない。
日本にはマダラサソリ及びヤエヤマサソリの2種が産する。また、日本ではウシコロシサソリ科全種が特定外来生物に指定されている。
- セルケト:エジプト神話のサソリ形の女神。
- オーリーオーンとサソリ:サソリはギリシア神話の狩人オーリーオーンの死の原因であり、宿敵である。この神話での性別ははっきりしない。
体は縦長く、短い前体(頭胸部)と長い後体(腹部)で構成されており、その間はくびれていない。後体は更に丈夫な中体(前腹部)と細長い終体(後腹部)に分化される[1]。鋏型の触肢・尻尾のように特化した終体・鈎状の毒針に特化した尾節が特徴である[1]。
前体(prosoma、頭胸部 cephalothorax ともいうが、頭部そのものに相当[2])は先節と直後6つの体節から癒合した合体節であり、後体より遥かに短く、背面は1枚の背甲(carapace, prosomal dorsal shield)に覆われる[1]。背甲は正中線に1対の中眼(median eyes)と両前端に側眼(lateral eyes)をもつ。現生群では中眼は背甲の中央付近に位置し、側眼は通常3対(最少2対、最多5対[3])の単眼であるが、基盤的な化石種では中眼は背甲の前端に位置し、側眼は複眼的である[3][4]。なお、全く眼を欠く洞穴性の種類もある[5][6]。
他のクモガタ類と同様、前体は鋏角1対・触肢1対・脚4対という計6対の付属肢(関節肢)をもつ[1]。短い鋏角(chelicerae)は3節からなり、短縮した基部の1節(柄部)は常に背甲の下に隠れ、先端の2節は鋏をなしている。触肢(pedipalp)は鋏角の下から大きく張り出し、6節からなり、先端の2節が発達した鋏を構成する。触肢の直後は7節に分かれた4対の脚があり、後方ほど長くなる。特に第3-4脚の基節は後体の腹面まで長く伸びるため、後ろ脚が後体に備わるようにも見える。目立たない上唇に覆われた口は鋏角と触肢の間に開く[7]。第1-2脚の基節から顎葉(coxapophyses、apophysis)という腹側から口を覆う部分が突き出し、鋏角と触肢基節に併せて「stomotheca」というザトウムシと似た口器をなしている[4][8](基盤的な化石種では顎葉を欠くため stomotheca をなしていない[9][4])。脚の間は1枚の小さな腹板(sternum)が占めており、通常は左右が第3-4脚の基節、前端が第2脚の基節に隣接するが、基盤的な化石種では腹板が縦長く、第1脚の基節まで隣接した場合がある[1][4]。なお、この腹板に関しては、実は前体に由来する腹板ではなく、直後の後体第1節の付属肢から変化したものではないかという説がある[1][10]。
後体(opisthosoma、腹部 abdomen)は縦長く、13節と尾節からなるが、その第1節は胚発育の度に退化消失するため、外見上では12節に見える。幅広い前半部は中体(前腹部)、尻尾のような細長い後半部は終体(後腹部)に分化される[1]。
中体(mesosoma、前腹部 preabdomen)は丈夫で、後体の前8節を含む。ただし第1節は退化消失し、胚発生の一時期のみに見られる[1][10]。残り7節は外見上で顕著に見られ、外骨格は腹背で背板と腹板に分かれている。ただし第2・3節の腹側は通常では発達した腹板をもたず、代わりにそれぞれ生殖口蓋(genital operculum)という生殖口を覆う板状構造と、櫛状板(ペクチン、pectine)という整髪用の櫛の造形に似た感覚器をもつ[1]。なお、一部の基盤的な化石種では櫛状板の所に発達した腹板をもつ[4][11][12][10]。生殖口蓋は前後で前体の腹板と櫛状板の基部に隣接し、これらの左右が第4脚の長い基節に囲まれる。次の5節のうち前4節の腹面は書肺(book lung)という呼吸器官が1節に1対ずつ配置され、気門を介して空気を出入れされる。生殖口蓋、櫛状板と書肺(および書肺を覆い被さった腹板らしき外骨格)は、いずれも付属肢由来の器官であると考えられる[1][10][13]。
終体(metasoma、後腹部 postabdomen)は細長く、最後5節の体節と尾節からなる[1]。この部分全体が一般にサソリの「尾」と呼ばれるが、実際には特化した後体(腹部)の後半部であるため[1]、形態学や解剖学上の「尾」に該当する部位ではない(真の「尾」は末端の尾節のみに当たる)。5節の外骨格は円筒状で数対の隆起線が走り、可動範囲は広く、通常では上向きに前へ反り曲がる。末端は短い尾節があり、基部は膨らんで毒線を備わり、先端は尖って鈎状の毒針となる[1]。肛門は他の尾節のある鋏角類と同様、尾節と最後の体節の境目の腹側にあるが、終体の反り曲がりの姿勢によってこの肛門は往々にして上向きに露出している。尾節直前の終体第5節は通常では前4節より顕著に長く特化したが、基盤的な化石種ではその長さが往々にして直前の節を超えない[9]。
成体の雌雄の見分け方として、腹部にある櫛状板(ペクチン)が大きい方が往々にして雄であることが挙げられる。
また、雌の方が体が全般的に大きく、太っているが、雄の方は雌を交尾の婚姻ダンスの際に、雌を押さえつけておくために、雌よりも鋏が大きい場合もある。
歩く時は終体を曲げて体の上の前方にのばす。餌を獲った時には、鋏型の触肢で固定した餌に尾部の針を刺し、毒液を注入し、鋏角で獲物を小さくちぎって体液を飲み込む。
肉食で、主に昆虫や他の節足動物を捕食するが、その他の小動物も種類問わず捕食することがある[14][15]。それほど大食いではなく、絶食に耐えるものが多い。
主に夜行性で、昼間は岩の下や土の中、何かの隙間にいることが多い。元来活動はあまり活発ではなく、じっとして獲物が通るのを待っている。
昆虫などをエサにするサソリだが、実はサソリ自身にも多くの天敵が存在する。それらの捕食動物相手には、毒針と鋏を振るって応戦するが、相手によっては毒に耐性を持っている場合もあり、自分より大きな動物相手には一方的に捕食されてしまうケースが多い。
サソリの天敵はイタチやジャコウネコ科などの肉食性哺乳類や、鳥類、爬虫類、他に同じサソリや、肉食性の昆虫類にオオヅチグモ類やムカデ類など、他の節足動物にも捕食される。
サソリが一般に暗闇や物陰を好むのも、こういった多くの天敵から逃れる手段ではないかと考えられる。
サソリ類の配偶行動は、婚姻ダンスとして知られる。雌雄が互いの触肢をつかみ合って、前後左右に動き、種によってはそれが数時間以上も続けられる。最終的に、雄は精包を地上に置き、そこへ雌を誘導し、雌はその精包を生殖口から取り入れることで、配偶行動は完了する。
サソリ類は、卵胎生と胎生の種に分けられ、雌親はサソリの形の幼生を産む。生まれた幼生は雌親の体の上に登り、その背中でしばらくの時間を過ごすが、一週間か10日ほどで独立し、自立生活に入る。
ヤエヤマサソリは雌性産生単為生殖することが分かっているが、個体数は少ないものの雄も存在する。その他10ほどの種で単為生殖が知られる。
サソリの婚姻行動は相性の悪い相手であれば、お互いに刺しあってどちらか一方を殺してしまったり、雌が雄を一方的に食べてしまったりするような行動をとってしまうケースもある。
ファーブルはその行動を観察して、サソリはカマキリやクモのように、交尾後に雌が雄を捕食してしまうと思ってしまったが、これは狭い飼育ケージ内での観察であり、野外においての交尾後の共食いは少ないのではないかといわれている。
サソリ類は世界に多く分布しており、種数は1750種類を超える。基本的には暖かいところに多く、熱帯地方が分布の中心ではあるが、かなり寒い地方まで分布している種もある。日本では、南西諸島に2種が分布するだけだが、アジア大陸では、北朝鮮、内モンゴルにまで分布がある。湿潤な気候に生息する種もあるが、砂漠に生息する種もあり、適応範囲は広い。ヨーロッパでは地中海周辺地域に生息する。人間の生活範囲に生息するものもあり、それらの生活圏内に住む住人は、かならず靴を履く前に、中にサソリが入っていないか調べると言われる。このような種は、まれに荷物に紛れて輸送されることがあり、日本でも港で発見され、大騒ぎになることがあった。
サソリの尾の先には毒針があり、これを使って毒を注入することは一般的によく知られており、猛毒により人が刺されたら死ぬ場合もあるとして恐れられている。サソリ毒は神経毒としての作用がある[16]。
神話伝説にも猛毒を持つサソリの話はたびたび出てくる。ギリシア神話では、英雄オーリーオーンを殺してさそり座になったサソリの話が有名である。神話や逸話によりサソリの毒性は誇張された形で認知されている。実際には、ほとんどのサソリの種は大型哺乳類を殺せるほどの猛毒は持っていない。その理由は、サソリは昆虫など小動物を捕食する際に毒を使うことがほとんどであり、大型動物にそれを使うのは防御行動で、本来は大型哺乳類の殺傷を目的としたものではないからである。人間に対して致命的な毒を持つものも存在するが、その数は約1000種類中に僅か25種と少ない[17]。
日本産の種の毒性は低い。日本以外の地域に生息する種でも人命に関わるような毒性を持つものは少ない。しかし、真に危険なものも実際に存在し、サソリによる死者は世界で年間1000人以上とも言われる。また、人家周辺に生息する種もあり、地域によっては被害を受けやすく、南方地域では、靴を履く時に、靴を裏返してサソリがいないかどうか確かめる地域がある。
毒性の弱い種であっても、刺された結果スズメバチの場合と同様アナフィラキシーショックのような症状に陥ることはある。
人命に関わる猛毒をもつ種類はイエローファットテールスコーピオン、ストライプバークスコーピオンなど。この中でも最強の毒をもつのは中東に生息するオブトサソリといわれている。それら強力な毒を持つサソリの多くは、キョクトウサソリ科で占められており、現在これらキョクトウサソリ科のグループは、日本への輸入が原則禁止となっている。密輸事件も起きている。
漢方の生薬学においては、有名なものではトリカブト(附子)などのように、毒性を持つものが独特の効力を発揮するものとして、しばしば生薬に利用されるが、毒性を持つサソリも卒中や神経麻痺・痙攣に効果があるとされる。生薬名を「全蝎」というが、これは生きたままのサソリを食塩水で丸ごと煮てから、全体を乾燥させたものを、生薬として使用されることからこう呼ばれている。
蛍光現象[編集]
サソリに暗闇でブラックライトを当てると緑色に光る。表皮にあるヒアリン層が蛍光を発するとされるが、これには少なくともβ-カルボリンが関わっている[18]。この蛍光現象はサソリとして一般的であるが、少なくともChaerilidae科の一部の種類は、例外的に蛍光しない[19]。
産まれたてのサソリにはヒアリン層がないが、脱皮を重ねて成長する毎に増え、発光現象が強くなる[20]。液浸標本にしても、周囲にヒアリン層が溶け出して、光るのだという。また、脱皮した後の脱皮殻も光る。
サソリ以外の節足動物、例えばクモ類、昆虫類とヤスデ類の一部も類似の蛍光現象がある[21][22]。
主な種類[編集]
日本のサソリ[編集]
以下の2種が知られる。いずれも広域分布種である。
- ヤエヤマサソリ テンプレート:Snamei (Fabricius, 1775)
- 2~3cm程度の小型のサソリ。英名は「Dwarf Wood Scorpion」。東南アジア、オセアニア、オーストラリアなどに広く分布。日本では沖縄諸島の一部、宮古諸島のほぼ全域、八重山諸島のほぼ全域に分布。枯れ木の皮の下などに住み、シロアリなどを食べる。雄がほとんど存在せず、単為生殖で殖えるとされている。毒性は弱いとされている。
- マダラサソリ テンプレート:Snamei (De Geer, 1778)
- 6cm位の中型のサソリ。英名は「Lesser Brown Scorpion」。世界の熱帯地域に広く分布し、人為的に分布を広げたと思われる。日本では、沖縄の宮古諸島のほぼ全域、八重山諸島のほぼ全域、小笠原諸島の一部に分布し、時折、ホームセンターでの資材の中や、港の倉庫や、積み卸し荷の中で見つかり、パニックになる時もある。
人間との関係[編集]
ヒトを死に至らしめるサソリは25種程度である[17]。致命的ではないサソリの場合は、痙攣、めまいなどが見られ2日程度で症状が治まる[23]。アナフィラキシーを含む重度の過敏症反応もまれに発症する。治療として抗毒素と血管拡張薬などが処方される[24]。
サソリと接触しないために、ピレスロイドなどの殺虫剤の使用や、衣服や靴などは確認してから着用するなどが行われる。また、ニワトリなどサソリ毒に耐性があり捕食する家畜の世話によっても抑制できる[25]。
食用・薬用[編集]
中国の山東省と遼寧省では、サソリのから揚げなどが食用とされる[26]。また煮付けなども見られる[27]。
サソリ酒は、中国、インドシナ半島で精力増強、需要強壮の薬効があるとされる。ベルギーにもサソリ入りのウオッカがあるとされる[26]。
漢方医学では、全蠍と呼ばれ、ゆでたり、煎ってから粉末にしたものを服用すると、破傷風、ひきつけ、筋肉痛、頭痛、中風の後遺症に効果があるとされる[28][26]。また、ヨーロッパでも膀胱結石・各種の咬毒・黄疸・痛風・炎症・伝染病の治療に使われ、チンキ剤は座骨神経痛の治療に用いられた[27]。
2世紀にテンプレート:Ill2を攻めたローマに対して、サソリを入れた陶器(Scorpion Bomb)が投げつけられたとされる[29]。
テンプレート:Notelist
参考文献[編集]
関連項目[編集]
テンプレート:Commons&cat
テンプレート:Wikispecies
外部リンク[編集]
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