差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
また、死後怨霊のような悪霊に変化した場合、「'''邪眼'''」のように人を弱らせて病気にしたり、人を戦争の狂乱に追い込んだり、逆に自殺を企図させたり、不幸を生じさせるような存在となったりすることもあるように思う。日本神話の[[伊邪那美命]]は、「1日に1000人の人を殺す」と述べている。
 
元は太陽女神と考えられていたと推察する。
== トーテムに関すること ==
「燃やされた女神」は多くの場合、'''植物'''で表されることが多いように感じる。例えば、[[伏羲]]・[[女媧]]神話の「[[ヒョウタン]]」である。[[伏羲]]・[[女媧]]はそこから発生する、ともいえるので、[[ヒョウタン]]は「母女神」の性質を持つように思うが、人間的な個性を持つ存在ではない。そして、植物で表される場合は、「既に死後の状態である」ともいえるように感じる。中国で述べるところの「鬼神」、日本で言うところの「怨霊」である。「'''月の桂の木'''」のように'''月神'''として表される場合もある。
彼女の動物としての根源的なトーテムは、おそらくそのモデルとなった女性のトーテムに併せて「虎」であると考える。母系の女神である。朝鮮の[[熊女]]対虎女の争いのように、'''女神対女神'''の争いの伝承では「'''負ける側'''」となる。」となる。鳥神と考えられる場合もあるのではないかと思う。
== 家族との関係 ==
* 先に挙げた、熊女対虎女の霊のように、'''負ける場合'''がある。この場合の娘は「吊された女神」と考える。
* 大洪水神話のように、娘を守護し、'''跡取りとするような場合'''がある。この場合の娘は「養母としての女神」と考える。
 
== 特徴 ==
「燃やされた女神」の特徴は
 
* 太陽女神であったものが殺されて月などの女神になったもの。
** (殺される)月などの女神。日本神話の[[大宜都比売]]のような女神。ハイヌウェレなど。
** 死後植物となるもの。カボチャやウリなど、ウリ科の植物が多い。
* 身の潔白を証するためなどで火に飛び込むもの。インド神話のシータのような女神。
** '''ラプンツェル型''':シータは英雄に助け出されて結婚するが、後に火に飛ぶ混む羽目になる。民間伝承では助けられた王女は、英雄と結婚して「めでたしめでたし」で終わることが多いが、おそらく話の元となった歴史的事実は神話の方に近いものと考える。
** 毒蛇に噛まれて死ぬ女神(蛇毒が火になぞらえられている):エウリュディケ的な女神。
* 火神を生んで焼け死ぬもの。日本神話の[[伊邪那美命]]のような女神。'''伊邪那美型'''。
** 子供を捨てる女神。犬祖伝説、巨人祖伝説などと関連する。
* 踊る女神:[[天宇受賣命]]など。'''ダンサー型'''。
* 火事を起こす女神:'''放火型'''。
 
である。
 
== 燃やされた女神の類例 ==
* [[天甕津日女命]]:京都府・向日神社には[[天甕津日女命]]が民間伝承化したと思われる伝承があり、生まれた'''子供を捨てる女神'''として表されている<ref>おそらく「八犬伝」の元ネタの一つかもしれないと考える。江戸の作家は伝承をあれこれ勉強していて博学だったと思われるから。</ref>。
 
=== 出産と出火が関連するもの ===
出産と出火が関連する場合は、「[[吊された女神]]」との複合神話と考える。特に'''木花之佐久夜毘売'''は名前の通り「樹木」に関連する女神で、その傾向が強いと感じる。
* [[伊邪那美命]]:火神を出産し火傷で亡くなる。
* 木花之佐久夜毘売:出産の際に火を放つ。
* [[狭穂姫命]]:出産時に兄と共に焼け死ぬ。
 
=== ラプンツェル型 ===
若者が閉じ込められた王女を怪物から助けて結婚する話。民間伝承では好まれる物語ではないだろうか。「ラプンツェル」の話そのものは王子は魔女と直接戦ったりしないので、典型的な話ではないのだが、盲目になった王子がラプンツェルと再会して視力を取り戻したりするくだりは、この話の「原型」を良くとどめていると思うので型名にしたいと思う。
* [https://bellis.sakura.ne.jp/k/tegalog.cgi?postid=103&1765976032 タフムーラスとペリ・メルジャン](イラン神話)
 
=== 放火型 ===
* [https://bellis.sakura.ne.jp/adiary/bell/%e5%8c%97%e6%ac%a7%e6%b0%91%e8%a9%b1/003 化け猫]:ノルウェーの民話。「賢い仕立屋」が活躍する。おそらくベルティーンに似た祭りの起源譚が民間伝承化して崩れたもの。→[https://bellis.sakura.ne.jp/k/?postid=12&1766245099 こちら]も。
=== ウリ科の植物に化生するもの ===

案内メニュー