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長野県には「葛」の字に関連する戸隠の「九頭竜女神」の伝承があり、また楓の木に関して「鬼女紅葉」の伝承があるため、「桂の木」とはおそらく元は女神のことだったと考える。後発の「天月神命」を「桂の木に寄り付いた」とすることで、この木を中国の[[蚩尤]]伝説のように、「男神のトーテム」に変換しようとしたのではないだろうか。「桂の木」とは元は「保食神」のことであって、その木に天月神命が取り憑いて殺してしまった、とする方が本来の神話なのかもしれないと考える。そうして、女神の木に今度は天月神命自身が成り代わったのではないだろうか。
 
とすると、古い時代においては、松尾大社周辺は松女神と保食神を祀る女神信仰の地だったかもしれないと考える。保食神(桂の木)は私が述べるところの「燃やされた女神」であり、松女神は「吊された女神」である。
== 概要 ==

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