「ignis」のように、火器となり敵対者や略奪の対象者を焼き尽くし滅ぼす「火」ではなく、炉の火を絶やさず家庭の安寧を守る「火」というのが元の意味と考える。ギリシア神話のアテーナー女神が、アータルに近い名であるならば、彼女は軍神ではあるが「防衛」のための神でもある。火器であり、武器であっても「攻撃するための火」ではなく、「防衛するための火」であるという意味の違いが「ignis」と「fire・fight」の間にはあるのだろう。
また北欧神話のヴァン神族のフレイヤ、フレイもこの群の神々に入るように思われる。その他はギリシア神話のアトラース、エジプト神話のオシリス(エジプト語のwsjr)も含まれると考える。古い時代に枝分かれしていった他の地域の神々には必ずしも「火神」の性質は含まれない。ただ、父とされるヴァルナが中国で「黄帝」に相当する神であり、この神のトーテムが「熊」なので、西欧では「熊の神」として現されることが多いように感じる。また北欧神話のヴァン神族のフレイヤ、フレイもこの群の神々に入るように思われる。その他はギリシア神話のアトラース、エジプト神話のオシリス(エジプト語のwsjr)、インド神話のプルシャも含まれると考える。古い時代に枝分かれしていった他の地域の神々には必ずしも「火神」の性質は含まれない。ただ、父とされるヴァルナが中国で「黄帝」に相当する神であり、この神のトーテムが「熊」なので、西欧では「熊の神」として現されることが多いように感じる。
また、最初の「a」や「f」音が外れてしまい、「t」音が最初に来る神々もあるかもしれないと思う。ギリシア神話のテーセウスのように。