③ 粽を作り、祖先を祭る。艾や楓の葉を門に差す。雄黄酒(雄黄の粉末を入れた焼酎で、石菖蒲の根を刻んで加えることもある)を飲み薬草浴をする<ref name="#1"/>。
[[莫一大王節]][[(五穀廟節)]]莫一大王節(五穀廟節)
① 6月2日
③ 柳江・龍江沿岸の壮族の祖先神である莫一大王を廟で祭る。子・牛の年には牛を殺して大祭を行う。平年にも資金を集めて豚を用意し屠殺する。1年12ヶ月にちなみ12種の料理を作り、順に神に捧げた後、参加者に均分する③ 柳江・龍江沿岸の壮族の祖先神である莫一大王を廟で祭る。子・牛の年には'''牛を殺して'''大祭を行う。平年にも資金を集めて豚を用意し屠殺する。1年12ヶ月にちなみ12種の料理を作り、順に神に捧げた後、参加者に均分する<ref name="#1"/>。
[[土地公誕辰]]
① 6月6日
③ 各家で鶏・アヒルを殺し、神廟を祭り、さらに田頭に行き祭り、穀物の収穫を祈願する。衣類の虫干しも行う<ref name="#1"/>。
[[中元節]][[(鬼節)]]中元節(鬼節)
① 7月7日、12日~16日
② ツァッニエン・ツエッセー
③ 7日に、この一年間の新たに死去した者の霊を祭り、14日には新旧の霊をともに祭る。開始の日や特に重視する日は地域によって異なる。各家で鶏・アヒル・豚・牛を殺し、糍粑(モチ)を作り、祖先を祭る。親戚間で訪問しあう③ 7日に、この一年間の新たに死去した者の霊を祭り、14日には新旧の霊をともに祭る。開始の日や特に重視する日は地域によって異なる。各家で'''鶏・アヒル・豚・牛を殺し'''、糍粑(モチ)を作り、祖先を祭る。親戚間で訪問しあう<ref name="#1"/>。
'''社節'''
③ 2月2日と同様だが、鶏・アヒルを殺す者は少なく、各家が米粉(ビーフン)・糍粑(モチ)を作る程度<ref name="#1"/>。
[[中秋節]]
① 8月15日
③ 各家で鶏・アヒルを殺す。夜、月餅や果物を供えて月を観賞する。花灯(飾り灯籠)や柚(ザボン)灯を作って観賞する<ref name="#1"/>。
[[重陽|重陽節]]
① 9月9日
② ワンザウ、「竈王」
③ 竈王を天上に送る(除夜に再度戻る)。糯米で湯円を作る。雄鶏を殺す(竈王が持参するため)。必要に応じて古い竈を壊し新しいものに換えたり修理をする。新年を迎える準備を開始する③ '''竈王を天上に送る(除夜に再度戻る)'''。糯米で湯円を作る。雄鶏を殺す(竈王が持参するため)。必要に応じて古い竈を壊し新しいものに換えたり修理をする。新年を迎える準備を開始する<ref name="#1"/>。
=== 歌節 ===
旧暦の3月3日に行われる三月三は、墓参の後、多くの人々が着飾って歌を歌い上げる祭典、「'''歌節'''」(かせつ)が行なわれる祝日となる。元々、[[歌垣]]と呼ばれる男・女間で即興の歌を歌い、[[愛情]]を伝え合うという風習もあり、チワン族の居住する地域を「歌の海」と表現されることもある」(かせつ)が行なわれる祝日となる。元々、歌垣と呼ばれる男・女間で即興の歌を歌い、愛情を伝え合うという風習もあり、チワン族の居住する地域を「歌の海」と表現されることもある<ref>{{Cite book |author=[[松岡格]] |date=, 2008年 |title=, 中国56民族手帳 |page=15ページ |publisher=, p15, マガジンハウス |, isbn=:978-4-8387-1887-0 }}</ref>。チワン族の「三月三」は観光資源として注目され、民族舞踊や「歌合戦」などを披露するイベントも行われている。ただし農村部や山間部では、昔ながらの歌交換の風習が残っている。
=== その他 ===