長野市北尾張部に鎮座する神社。祭神は彦八井耳命、建御名方命。明治時代に天照大御神、八坂斗売を合祀。境内内由緒書きによると
<blockquote>創設年月は不詳であるが、上古尾張神社は本村西南の方向屋敷田(現桜新町)にあった。古学研究によると天照国照彦火明命の子孫である尾張の連某氏本国を横行する山賊等を征伐するため、当国に下向し本村に駐在山賊征伐祈願のため屋敷田に宮殿を建て、祭神に尾張の連の遠祖である'''彦八井耳命'''を祀り、崇敬崇拝し、軍を出動させ祈願したところ日ならずして山賊等全く征伐し平定することができた。<br />
その後社殿は久しく屋敷田に祀られてあったが、村の中心部へと、当村四百八番地(旧庚申堂)に移転鎮座した。しかし境内狭く、汚すをおそれ、延暦八年(七八九)に現在地に移転されたものである。</blockquote>