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759 バイト追加 、 2025年2月22日 (土)
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== 主に五十猛神を祀る神社 ==
* 伊太祁󠄀曽神社:紀州(和田川のほとりにある)、飛騨丹生川(乗鞍信仰の神でもある。小八賀川(古代に丹生川と呼ばれていた)のほとりにある)
* 安達(あだち)神社(かつては裾花川のほとりにあった)、名立(なたて)神社:長野県長野市:神社名は「いたて」からつけたものか。千曲側のほとりにある。'''安達(あだち)神社'''(かつては裾花川のほとりにあった)、名立(なたて)神社:長野県長野市:神社名は「いたて」からつけたものか。千曲側のほとりにある。
* 伊達神社:各地
* 杉山神社:神奈川県鶴見川水系
== 濁点のつけ方について(管理人考) 私的考察 ==
 長野県の五十猛神を祀る神社の名前には「安達(あだち)」、「名立(なたて)」というものがあるので、「あ」、「な」、「い(そ)」という言葉は接頭語であって互いに入れ替わることがあるものだと考える。伊達(だて)神社は、その接頭語が失われたものといえる。よって、五十猛神の名も「五十(いそ)」+「たける(たて)」と分けるべきで、接頭語のない名前は「たける(たて)」であると思う。これは「木が立っているさま」を示した言葉ではないだろうか。そう考えると「伊太祁󠄀曽(いたきそ)」は「いたて(五十猛神)」+「祁󠄀曽(木祖の意か?)」となり、「木の祖先であるいたて」という意味で、木の神としての五十猛神を強調した名前なのではないか。
 五十猛神を祀った神社は川のほとりにあることが多く、五十猛神には'''水神'''としての性質が含まれていると考える。
 島根県には'''楯井神社'''という神社がある。長野県には'''武井神社'''といった神社がある。いずれも祭神は五十猛神ではないが、'''「たける(たて)」+井'''という組み合わせは、五十猛神の水神としての性質を強調したものとは言えないだろうか。五十猛神と述べた場合、それはどの種類の木のことを指すのか明確ではない。という組み合わせは、五十猛神の水神としての性質を強調したものとは言えないだろうか。五十猛神と述べた場合、それはどの種類の木のことを指すのか明確ではない。長野県には槻井泉神を祀る「槻井泉神社」が数カ所(長野市、松本市等)に存在し、こちらは「'''樹木の種類が特定された樹木神+井(水神)'''」の組み合わせといえる。樹木神に水神の性質も持たせることが多いのではないだろうか。   日本には古来より、大規模建築物を建てる際に「[[人柱]]」として生贄を捧げる風習があった。これは「建築の神」や「樹木(柱)の神」である五十猛神やその父須佐之男に捧げたものと思われる。
== 参考文献 ==
== 関連項目 ==
* [[公輸盤|魯班]]* [[彦狭知命]]:性質が似ている神。楯縫の神。* [[武五百建命]]:五十猛神と同一の神* [[人柱]]
== 参照 ==
[[Category:植物神]]
[[Category:水神]]
[[Category:祟神疫神]][[Category:特許神]][[Category:五十猛神|*]]

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