いざなぎ流に影響を与えた陰陽道そのものも、典薬寮に於いて[[呪禁]]師が興した[[厭魅]]、[[蠱毒]]と呼ばれる術を修め、時折使っていたらしい。ただ、[[陰陽師]]も、[[呪禁]]師が表向き病気の治療を行ったと同様、依頼者を災厄から守ったり、病気の治療を行ったりしたらしい。
== アザンデ人における妖術・邪術 ==
E=Pの『アザンデ人の世界─妖術、託宣、呪術─』における妖術に関連して、ザンデ語を以下のように訳し分けた。
<dl>
<dt>マング</dt>
<dd>
# 妖物 witchcraft-substance
#* 特定の人物が持つ腸の突起物のことで、生きている場合は託宣によって所在が明かにされ、死体の場合開腹によって確かめられる。もしマングを持っていたとされた人物が、開腹された結果それを持っていない場合、妖術師であるという汚名が返上される。
# 妖術 witchcraft
#* 妖物から発揮される心的な力で、人の健康や財産に危害を与えるとされる
# 妖液 witchcraft-phlegm
#* (1)とは異なる。妖術医の間においてのみ用いられる用法。呪薬を用いることで妖術医たちが体内に生じさせることができる液体のこと
妖物を持っている、あるいは託宣や占い師によって判断された場合、妖術師(ボロ・マング)と認定される。また妖術師は呪薬や呪術儀礼、[[呪文]]を行使せずに他人に危害を加えることができると信じられている。妖物は遺伝するとされる。
</dd>
<dt>
<dt>ングア</dt>
<dd>
# [[呪術]] magic
#* 呪薬を用いることで目的を達成することができるとされる技術・[[儀礼]]で、一般に呪文をともなう。社会的に肯定されているングアをとくに善い呪術(ウェネ・ングア)という
# 呪薬 medicine
#* 呪術に必要な、神秘的な力が宿った全ての物質のことで、多くは植物である
# 治療術 leechcraft
#* 内科的、外科的な病気治療で、呪薬を投与するときもある
# 秘密結社 closed association
#* 共同で呪術儀礼を行うための地域的な結社
呪薬を所有し、それを呪術儀礼において用いると呪術師(ボロ・ングア)とされる。一方で呪薬を使わずに治療を行う治療師の場合もボロ・ングアとされる
</dd>
<dt>グベグベレ・ングア、キティキティ・ングア</dt>
<dd>
# 邪術 bad magic
#* 不正あるいは不道徳な呪術
# 悪い呪薬 bad medicines
#* 邪術において用いられる呪薬
</dl>
==備考==
*この邪術信仰は発展途上国の諸民族で頻繁に見られる。社会的な通念でもあるので、場所によってその内容に著しい差がある。この邪術信仰は発展途上国の諸民族で頻繁に見られる。社会的な通念でもあるので、場所によってその内容に著しい差がある<ref>個人的には、こういう差別的な文言こそが典型的な「'''邪術'''」であると考える。日本の特に東国では「祭祀」という名の「邪術」が非常に多く見られる。もちろん日本なんて発展途上国だし、特に東国なんて東夷の生息地だしねえ? 発展途上民族で申し訳ありませんでした、という感がする。</ref>。*[[呪術]]の類縁として考えられている。*術を掛けた対象者に、口頭で(衆人環視の状況において)邪術を掛けたと発言し相手がショックを受けた場合、発言者に[[脅迫罪]]・[[傷害罪]]が適用される可能性がある。<ref>2019年2月現在の日本国の法令の基づく判例・裁判例による。</ref>
=== 脚注=参考文献 ==<references * wikipedia:[https://ja.wikipedia.org/wiki/>%E5%A6%96%E8%A1%93 妖術](最終閲覧日:26-03-21)
== 関連項目 ==
* [[呪術]]
* [[妖術]]
=== 脚注===
<references />
{{DEFAULTSORT:しやしゆつ}}
[[Category:呪術]]
[[Category:民族他]]