男鹿市の羽立駅前地区では2018年大晦日に、女性がなまはげに扮することが検討されたが、見送りとなった<ref>[https://www.asahi.com/articles/ASLDV3RW5LDVUBUB006.html 「女性のナマハゲ、実現せず/抵抗強く、雰囲気を察し辞退」][[朝日新聞]]DIGITAL(2018年12月31日)2019年2月13日閲覧。</ref>。
=== 「観光」化 ===
男鹿半島には観光用に年中なまはげを体験できる施設「男鹿真山伝承館」がある。「'''なまはげは未婚男性'''」というしきたりがある地区出身の既婚男性が、観光行事でなまはげに扮するといった使い分けも行われている<ref name="記者の目"/>。
== 赤神神社伝承 ==
なまはげは、当地に来訪した武帝が連れてきた鬼であったとする伝説がある。鬼の乱暴を止めるために村人が申し出た「一晩に千段の石段を作れるならば娘を差し出す、出来なければ山に帰ること」という賭けを承諾した鬼たちが、999段まで作り終えたところで、村人の一人が鶏の鳴き真似をして乱暴を止めさせたと言われている。
=== 「観光」化 ===
男鹿半島には観光用に年中なまはげを体験できる施設「男鹿真山伝承館」がある。また、男鹿地区に限らず秋田県の観光・物産PR活動において歴史的な習わしを超えて活用されており、各地に常設・仮設を問わず立像も設置されるなど、秋田県を象徴する[[記号]]にもなっている。「なまはげは未婚男性」というしきたりがある地区出身の既婚男性が、観光行事でなまはげに扮するといった使い分けも行われている<ref name="記者の目"/>。
観光客を楽しませる目的で、なまはげを[[話題|モチーフ]]とした新たな芸能も創作されている。[[昭和]]の[[高度経済成長]]期に見られた[[団体旅行]]を中心とした[[レジャー]]ブーム期には「なまはげ踊り」が、[[平成]]初頭の[[バブル景気]]期にみられた[[リゾート]]ブーム期には「[[#なまはげ太鼓|なまはげ太鼓]]」が創作された。これらは季節性や地域性の枠を超え、[[竿燈|秋田竿灯まつり]]や様々な物産展などへの参加に留まらず、単独公演も行っている。これらは旧来のなまはげとは異なり、[[#「鬼」化|「鬼」化]]した仮面を被っており、また、藁ではなく、破損しづらい[[毛糸]]や[[アサ|麻]]ひもで作った衣装を着て演舞を行う。
[[File:左利きらしきナマハゲ (42229868864).jpg|thumb|秋田市の[[居酒屋]]の「なまはげショー」(2018年6月)。サービスの一環で、時期や場所は特に伝統に則ってはいない]]
[[File:Drum performance by Namahage 01.jpg|thumb|200px|[[#なまはげ太鼓|なまはげ太鼓]]]]
田舎風の[[飲食店]]等において、[[民俗芸能]]の道具を店内装飾に用いたり、従業員が民俗芸能を実施したりして、誘客につなげたり、客の満足度を上げる例が様々見られる。このような[[ビジネスモデル]]を踏襲した秋田県の[[ご当地グルメ]]や特産品をメニューにしている店では、なまはげのお面を店内装飾に用いたり、<!--男鹿地方のなまはげの慣例(男鹿地区出身・在住の未婚男性が担い手となって大晦日か小正月に民家で実施)を踏襲せずに、-->男女の従業員が「なまはげショー」を店のスケジュールで年中実施したりする例が、男鹿地方以外の秋田県内外でしばしば見られる。
=== 「鬼」化 ===
冬に[[囲炉裏]](いろり)にあたっていると手足に「ナモミ」 「アマ」と呼ばれる[[熱傷#低温熱傷|低温火傷]](温熱性紅斑)ができることがある。“それを剥いで”怠け者を懲らしめ、災いをはらい祝福を与えるという意味での「ナモミ剥ぎ」から「なまはげ」 「アマハゲ」 「アマメハギ」 「ナモミハギ」などと呼ばれるようになった。したがってナマに「生」の字を当て「生剥」とするのは誤り。
なまはげの仮面の形は地域によって様々異なるが、赤面と青面の1対に定型化もされており、この場合は赤面がジジナマハゲ、青面がババナマハゲと呼ばれる。なまはげの仮面の形は地域によって様々異なるが、赤面と青面の1対に定型化もされており、この場合は赤面がジジナマハゲ、青面がババナマハゲと呼ばれる。
== 類似した行事 ==