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=== 実は雷神 ===
一目連には「風神」としての性質が強いように思うけれども、伊勢には他に「伊勢津彦」という風神と思われる神の伝承があるので、一目連はむしろ本来の姿は「'''雷神'''」であって、その起源が「片目の月神」にあるので、片目なのだと考える。伊勢神宮の白馬が「月神」なら、多度大社の白馬は伊勢の月神から枝分かれした「雷神」ということである。アミ族タバロン社の伝承は、インド神話の神々とかなり近い相関があり、イラン・インド系の神話に「ヴァルナ対デーヴァ」の神話があるように台湾には「プユマ族対タバロン社」の戦いの神話がある。かつて「月神」が犬神であり月神であった時代に、そのまま月神として伝播したのがヒッタイトの月神アルマやエジプトの月神クヌムであると考える。ではインド神話ではどうなのかというと、アルマに相当する神は「'''インドラ'''」と考える。インドラは雷神としての性質が強い神である。またアルマ的な神の名は、ハヌマーン、ヘルメース、ヘミッツとなって各地に伝播し、神から人間の氏族・部族の族長まで多彩な姿で現されるようになったと考える。台湾の伝承ではプユマ族と戦った英雄の名としてテオイツとアラモルグッドという名が見える。またアタヤル族には「ブタ」という英雄の名が見えるので、彼らはそのままインド神話の「ティワズ(シヴァ)」「インドラ」「ヴァーユ」へと変化したと考える。テオイツやアラモルグッドは「空を飛ぶ英雄」とされており、その原型は「月神」でも良いし「風神」でもよいし「雷神」でも良いと考える。[[河姆渡文化]]の時代に月神そのものは「アルマ(犬)神」から「トン(豚)神」に変更されてしまったが、彼は「人間の英雄」、「半神半人の英雄先祖」に姿を変えて生き残り、その性質がいくつかに分化して印欧語族の多彩な多神教の男神に変化していったと思われる。の時代に月神そのものは「アルマ(犬)神」から「トン(豚)神」に変更されてしまったが、元の犬神は「人間の英雄」、「半神半人の英雄先祖」に姿を変えて生き残り、その性質がいくつかに分化して印欧語族の多彩な多神教の男神に変化していったと思われる。
だから日本の海部氏の「月神」は「白馬」という龍神の姿のまま残ったものと、もっと性質が変化して天候神のような「一目連」との枝分かれしたものと考える。おそらく、当初多度大社を祀った人達は、一目連と伊勢神宮の「月神」とは起源が同じ神だと知っていたのかもしれない。'''天から舞い降りてきて人々に幸せを持ってきてくれる'''、それが海部氏の「月神」だったのではないだろうか。

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