=== T+SW ===
テシュブ(Teshub)に近い音である。語源は上代中国語に遡り「Ti(豚) [[ファイル:Butterfly-shaped ivory vessel with the pattern of two birds facing the sun(Neolithic) in Zhejiang Museum.JPG|thumb|300px|「双鳥朝陽象牙蝶形器」。太陽に向かう2羽の鳥が描かれた象牙の容器。紀元前5000年頃-紀元前4500年頃(浙江省博物館)。<br />この図案の鳥は'''雄鶏'''であり、彼らの頭上にみえるのはトサカだと考える。河姆渡文化からは他にも「双頭三足の雄鶏が太陽を支える図」が出土している。雄鶏の一方が「'''Ti'''」、もう一方が「'''Xo'''」、頭上の太陽が「'''白(bei)'''」といえるのではないだろうか。]]テシュブ(Teshub)、テーセウスに近い音である。語源は上代中国語に遡り「Ti(豚) + *qra(蛙)」と考える<ref>蟾蜍(ヒキガエルはChánchúである。)</ref>。印欧語族では大雑把にいって、一般的に雷神のことを「TV」と現すが、これらの語源と考える。タイのミャオ族の一派であるモン族は雷神を「Xob」と呼ぶ。元々「豚の雷神」と「蛙の雷神」の2種類の雷神があったものを1つに纏めたのが「TV(デーヴァ)」という言葉と考える。河姆渡文化やその周辺に近い言葉であろう。 右図は河姆渡文化の「双鳥朝陽象牙蝶形器」である。雄鶏の一方が「'''Ti(豚)'''」、もう一方が「'''Xo(蛙)'''」、彼らが抱いている太陽が「'''白(bei)'''」と考える。おそらく豚が後の炎帝、蛙が後の黄帝(の半分)、太陽も後の皇帝(の半分)であろう。
=== TM、S(th)M ===
=== TT、DD ===
「TWT」を縮めた名と考える。「TT」となる名前はデャウシュ・ピター(dyauṣpitā)、ケルトのテウタテス(Teutates)、ギリシアのティターン(Titan)。「DD」はメソポタミアのアダド (Hadad) 、ギリシアのダイダロス(Daidalos)など。女神としてはインドのアディティ(Aditi)など。
=== S(th)T他 ===
エジプト神話のセト(Set)、トーマのサートゥルヌス(Saturnus)、カフカスのサタナ(Satana)など。
メソポタミアのスドゥ(Sud)、インドのサティー (Sati) 、シータ(Sita)のように夫が原因で非業の死を遂げる女神群が存在する。
=== TK、TG ===
日本神話に顕著だが、「T」「D」の音が「Z」「S」に変化し、更に音が薄れた子音に変化した群があるように思う。「阿蘇神」の「ソ」のように「ツ」や「ヅ」がサ音の子音に変化している。特に子音が2つ重なる場合は「饕餮」という言葉から変化したと考える。須佐之男、須勢理姫などである。西方の例だとメソポタミアのエレシュキガル(Ereshkigal)、ヒッタイトのシャウシュカ(Shaushka)、エジプトのヘケト(Heqet)、ギリシアのへカテー(Hekátē)、ヘーラー(Hērā)など。男神としてはヒッタイトの月神クシュフ (Kushuh)がある。
=== KTなど KB、KT、DKKなど ===青蛙 (qīngwā)、蛙 (wā)を語源とする群。
蛙をトーテムとする神々である。エジプトのヘケト(Heqet)、ギリシアのへカテー(Hekátē)、ヘーラー(Hērā)、ヘーラークレース、アキレウス、ヒッタイトの月神クシュフ (Kushuh)などがある。
HT-ではエジプトのハトホル(Hathor)など。古代エジプトでハト(Hat-)は「家」という意味とのこと。ギリシアのハーデース。
== B-、P-、W-、V-、F-、H-、O-あるいはU- ==
一部は清音のF-、H-に変化している。ギリシアのヘスティア(Hestia)など。
=== BS他 ===
語源は中国神話の'''伏羲'''(上代中国語で*pruk-khi、*pruk-s-iなど)と思われる群。
ギリシア神話のペルセウス、エジプト神話のベス、インド神話のラーフ、北欧神話のロキなど。
=== BN ===
=== AT ===
また、印欧語の「BT」から「B」音が外れて母音となった群。印欧語の*h2r̥tḱ-(熊の語源)がこの群に入る。虎から熊トーテムに変更された神々かもしれない。(熊の語源)がこの群に入る。虎から熊トーテムに変更された神々かもしれない。印欧祖語の*h<sub>x</sub>eh<sub>x</sub>tr-「火(英語のfireで良いのか? fightやfighterの語源にも見えるが??)」とも関連する言葉で、イランのアータルという神の原型が「火」と「熊」の語源の*h<sub>x</sub>eh<sub>x</sub>tr-なのだと考える。
=== SBTなど ===
=== KM ===
「KM」の子音は文字通り日本語の「'''熊'''」を意味すると考える。語源はおそらく、「黒」のことをシナ・チベット祖語で「*s-maŋ ~ s-mak」と読むことからきているのだろう<ref>Wiktionary:[https://ja.wiktionary.org/wiki/%E9%BB%91 黒](最終閲覧日:26-01-23)</ref>。これが「熊(クマ)」という言葉と同語源であって、'''「黒」=「熊」'''という意味と考える。
エジプトのクヌム(Khnum)、メソポタミアのイナンナ(Inanna)、ヒッタイトのハンナハンナ(Ḫannaḫanna)、ギリシアのヘルメース(Hermes)、インドのハヌマーン(Hanuman)の他、ギリシアのクロノス(Cronus)、ヒッタイトのクマルビ(Kumarbi)、ニーベルンゲンのクリームヒルト(Kriemhild)など、アーサー王伝説のランスロット(Lancelot)など。東には桓雄、解慕漱。
男神の名が多いが、起源は中国語の嫦娥(Cháng中国語の'''嫦娥'''(Cháng'é)なのではないかと想像する。は特に「熊若」という意味なのではないかと考える。苗族の'''チャンヤン'''も同じ意味であろう。
=== KMT ===
インドのインドラ、カフカスのヘミッツ、岐(くなど)の神等。KMの神と交錯する性質があるかもしれない。
=== SM ===
これは例外的に「日本語」の話。「墨(すみ)」という言葉は、おそらくシナ・チベット祖語の「黒」「熊」と同語源と考える。神の名や地名に「須美」などとつく場合が多い。また「須坂」という地名は「墨坂」から来ており、「須(す)」という人文字で「墨」「熊」を現すと考える。須佐之男、須勢理姫の「須」は「墨」「熊」という意味なのではないだろうか。
ちなみに上代中国語では「墨(mò)」という発音になる。シナ・チベット祖語の「黒」が「スモ」と発音したとすれば、日本語では「ス」が残り、中国語では「モ」が残ったといえるのではないだろうか。「M」の音は「M(蜜)」の意味ともなって「熊」を暗喩する。
=== KV、HVなど ===
ヒッタイトのヘバト、アイスランドのクレルヴォなど。
=== ST他 ===
エジプト神話のセト(Set)、トーマのサートゥルヌス(Saturnus)、カフカスのサタナ(Satana)など。
HT-ではエジプトのハトホル(Hathor)など。古代エジプトでハト(Hat-)は「家」という意味とのこと。ギリシアのハーデース。
メソポタミアのスドゥ(Sud)、インドのサティー (Sati) 、シータ(Sita)のように夫が原因で非業の死を遂げる女神群が存在する。
=== Estanという言葉について ===
== M-、N- ==
「M」の子音は「熊トーテム」と関連すると考える<ref>西方で三大熊子音といえるのは「'''KM'''」「'''(V)AT'''」「'''M(T)'''」と考える。</ref>。M-で始まる神名は「母」という意味、「月」という意味と関連があり、古代において「母」と「月」は密接な関係があるとみなされていたことがうかがえる。太母とみなされる月女神はギリシアのアルテミス(Artemis)、中国の嫦娥(Cháng'é)などである。Mで始まる神名は「母」という意味と関連する。男性の場合は「月(moon)」と「男性(man)」いう意味と関連し、古代の神話的には「月」と「男性」はほぼ同じ意味だったと考える。 M-系の神々の語源は、そのまま中国語の「妈妈(māma マーマ)」あるいは「妈(māma マー)」ではないだろうか。どちらも意味としては同じで「母さん」ということである。メソポタミアのニンマー(Ninmah)等。マーマ)」あるいは「妈(mā マー)」ではないだろうか。どちらも意味としては同じで「母さん」ということである。メソポタミアのニンマー(Ninmah)、ニンリル、モン族のンカウ・ヌー (Nkauj Hnub)等。 「月」と「男性」の場合、語源は「Man」として「M+new」すなわち、「T+new」が「若豚」を示すように「若熊」という意味なのだと考える。北斗七星を「小熊」とみなす場合には、北斗七星も含まれる。マンヌス、マーナガルムなど。
Nが名前の末尾につく場合には女神を現すことが多いように思う。エスタン(Estan)など。
=== MM ===
Mという文字はNが二つ重なって、その意味を強めたものと考える。神の名としては、更にMを二つ並べて意味を強化したものがある。エジプトの月神ミン(Min)、北欧のマーナガルム(Mánagarmr)など。月に関する名が多いと感じる。
=== MB ===
火や日に関する神であることが多い。ただし'''熊が蜜を盗んで食べる性質から来ているのかもしれないが'''、その性質は太陽から'''おいしい蜜(性質)を盗んで'''成ったものではないだろうか、プロメーテウスのように。ということで、'''窃盗神'''も兼ねる性質がある場合がある。軍神の場合は熊のように凶悪に戦う。ニーベルンゲンのグンテルは火の代わりに黄金を盗む。
日本神話の場合は地名や神の名に「墨(すみ、伊佐須美のように)」という字が入ることがある。これはシナ・チベット祖語に近い「黒」であり「熊」のことと考える。「須坂」という地名は「墨坂」から変化したもので'''「須」一文字でも「墨」という意味を示す'''。ということは「'''須佐之男'''」とは「墨墨王」という意味にでもなって、「'''黒熊の王'''」という名だといえるのではないだろうか。
上代中国語では「墨(mò)」という発音になる。
=== meadについて・熊との関連 ===
== 関連項目 ==
* [[ブタ]]
* [[クマ]]