その一方で、バロン・ダロンの神話にあるように、二人の父といえる雷神と、風神を思わせるアペ・コペンは天上界で並立している。これを風神ではなく、中国の黄帝が雷神と考えられるように、雷神もアペ・コペンも雷神であって、「二人の雷神」とみるのであれば、雷神とアペ・コペンが天上での「2雷神」ということになって、デーヴァというのは雷神の意味も兼ねるので「饕餮」ということになるのではないだろうか。要するに「饕餮」には「2雷神」の名と、その雷神の名を採った「軍団」の意味があって、序列からいえば
* 饕餮(雷神)→蚩尤(人間の副総司令官)→饕餮(軍団)
という構造なのだと考える。という構造なのだと考える。しかし、蚩尤が人間だったとしたら、悲劇的に殺されなくてもいつかは亡くなる。そして、死後神格化されれば、以下のようになるのではないだろうか。* 饕餮(雷神)→蚩尤(兵主神)→帝(Tei)→饕餮(軍団)「帝」とは人間の王であり、神々と人々との橋渡しとなる存在である。彼もまた「ディーヴァ」といえる。
== 概要 ==