数ある「洪水神話」の中に、通常の「洪水」や「津波」ではなくて、火山活動を思わせるものが混じっている。それを2編挙げる。彼らが逃げおおせた結果、人類の多くは滅んでしまったけれども、祖神である「男女」の1対は生き残った、という話で、台湾の伝承と下諏訪の伝承は良く似ているように思う。オーストロネシア語族の伝承の中でも、起源が非常に古いものだと考える。
台湾の伝承では、バロン・ダロン的神話で、子供達が「臼」に乗って大洪水を逃れる、というものがある、「臼」というのは「岩」を変形させたものだと思われる。「岩から子供が生まれる」という発想は、母親が既に死んでいる(死んだから岩に変じてしまった)ことを示しているように思う。台湾の伝承では、バロン・ダロン的神話で、子供達が「臼」に乗って大洪水を逃れる、というものがある、「臼」というのは「岩」を変形させたものだと思われる。「岩から子供が生まれる」という発想は、母親が既に死んでいる(死んだから岩に変じてしまった)ことを示しているように思う。中国神話の[[塗山氏女]]のようなものと言えよう。
=== 推察される元の話とその変遷 ===