差分

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殿様は幽霊などどうということはないと思って始めは馬鹿にしていたが、不作不幸があまりに続くので、家来を大蛇退治に差し向けたところ、家来達は逆に喰い殺されてしまった。それだけでなく、夢で城内を荒すと知らせて来たので、恐しくなって、毎日毎日村の者を一人ずつ、大蛇退治の名目で人身御供に差し出した。
その後、災難が減って来たんので、年に一遍男と女を一人ずつ人身御供にした 。これもずっと昔に止めて、今は御供納めとして米三石三斗にし、更に三斗三升に少なくし、もっと減らして三升三合にして、やっと人身御供の形だけ残すこととなった<ref>原題「カンシャク持ち殿さん」。久留米ん昔話ー宮の陣に載っている話(久留米弁)の転載。標準語的に直したのは管理人です。原題「カンシャク持ち殿さん」。久留米ん昔話ー宮の陣に載っている話(久留米弁)の再転載。標準語的に直したのは管理人です。</ref>。
== 神事 ==

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