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1,689 バイト追加 、 2025年2月8日 (土)
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== 由緒 ==
=== 殿様と忠臣 ===
 昔ち言うていつ頃ぢゃい、八丁島に筑後川から水ば引いて外堀ば造っとったお城んあったげな。こん 城ん殿さんな、カンシャク持で我が気に入らんと家来でん殺したり、無茶な税金ば取り上げたりでとても百姓からも嫌われとったち言う。
 
 殿様でんあんまりしたこつち思うて忠義な家来がある時殿様に忠告 したら、無礼者ち切腹命じて殺したうえ、以後の見せしめち外堀にある八丁島に埋けてしもたげな。殺 された武士は、あんまりの無法ば怨うで大蛇になって領内に崇り、大水やら干照り、そん上、人ば喰い 殺したり水に引込だりして災(ワザ)するごつなったげな。
 
 殿様は幽霊てんなんてんち思うて始めは馬鹿にしとったが、不作不幸があんまり続くけ、家来ば大蛇退治にやったところ、逆に喰い殺されち、夢で城内ば荒すち知らせて来たけ、恐しゅうなって、毎日毎日村ん者ば一人宛、大蛇退治の名目で人身御 供にやりよったげな。
 
 そん後大分災難も減って来たけ、年に一遍男と女ご一人宛ば人身御供にしたげな 。こりもずーっと昔止めち、今ん御供納めんごつ米三石三斗になり三斗三升に少うなり三升三合に減って、やっと人身御供の形だけば残すごつなったつげな。
== 参考文献 ==
* [https://miyacyu35.wordpress.com/2017/03/10/12045/ 八丁島の大蛇伝説ーカンシャク持ち殿さん]、宮の陣中学校S35卒同窓生の広場(最終閲覧日:25-02-08)
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