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4 バイト除去 、 2025年1月24日 (金)
また文献によれば、古代には近江国・美濃国の両国で伊吹神が祀られたことが知られる<ref name="日本歴史地名大系">「伊吹山」『日本歴史地名大系 21 岐阜県の地名』平凡社、1989年</ref>。国史では両神に対する神階奉叙の記事が散見され、中央にも知られる神であった<ref name="日本歴史地名大系"/>。両神は、『延喜式』神名帳においてもそれぞれ「伊夫伎神社」「伊富岐神社」として記載されて式内社に列しているほか、美濃の伊富岐神社は美濃国内において[[南宮大社]](一宮)に次ぐ二宮に位置づけられた<ref name="平凡社 伊富岐神社">「伊富岐神社」『日本歴史地名大系 21 岐阜県の地名』平凡社、1989年</ref>。現在も近江の神社は伊夫岐神社(滋賀県米原市伊吹)として、美濃の神社は伊富岐神社(岐阜県不破郡垂井町岩手)として祭祀が継承されている。
創祀については美濃地方の豪族の伊福部氏との関係を指摘する説があるが<ref name="平凡社 伊富岐神社"/>、複雑な創祀の事情を想定する説もある。『日本書紀』において伊吹山の神は龍蛇体とされるが、伊夫岐神社では[[八岐大蛇]]を祭神とする説があり、[[酒吞童子]]を伊吹山の八岐大蛇の子とする物語もある。また、『[[近江国風土記]]』において伊吹山の神である多多美彦命は霜速比古命の子であるとされるを伊吹山の八岐大蛇の子とする物語もある。また、『近江国風土記』において伊吹山の神である多多美彦命は霜速比古命の子であるとされる<ref>Wikipedia:[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E5%90%B9%E5%B1%B1 伊吹山](最終閲覧日:25-01-22)</ref>。
== 参考文献 ==

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