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=== 娘イアンベー ===
エーコーはこのようないきさつで、木霊となって今でも野山において聞こえるのだという。また、別の伝承では、エーコーはパーンとのあいだに一人の娘[[イアンベー]](イアムベー)を持ったともされる。[[デーメーテール]]女神が、[[ハーデース]]に誘拐された娘の[[ペルセポネー]]を捜し求めて野山を彷徨い[[エレウシース]]に至ったとき、領主を捜し求めて野山を彷徨いエレウシースに至ったとき、領主[[ケレオス]]の館で冗談を言って、女神を笑わせたのが、このイアンベーだともされる。(「エレウシースの秘儀」では、この故に、女たちが笑い声をあげるとされる)。
=== ナルキッソス ===
[[オウィディウス]]の『[[変身物語]]』によれば、オウィディウスの『変身物語』によれば、[[ゼウス]]の浮気相手となった山のニンフたちを助けるために、エーコーはゼウスの妻[[ヘーラー]]を相手に長話をしつづけたことがあった。このためにエーコーはヘーラーの怒りを買い、自分からは話かけることができず、誰かが話した言葉を繰り返すことしかできないようにされた。エーコーは[[ナルキッソス]]に恋したが、話しかけることができないために相手にしてもらえず、屈辱と恋の悲しみから次第に痩せ衰え、ついには肉体をなくして声だけの存在になった。復讐の女神[[ネメシス]]によって、ナルキッソスは水面に映る自分の姿に恋し、終には命を落とす。ナルキッソスの嘆きの声は、そのままエーコーの嘆きとなった。
=== イーオー ===
[[ロバート・グレイヴズ|グレイヴズ]]の記すところでは(『ギリシア神話』56章a グレイヴズの記すところでは(『ギリシア神話』56章a )、エーコーとパーンのあいだには、娘[[イユンクス]]があったとされる。イユンクスはゼウスに魔法をかけ、河神[[イーナコス]]の娘[[イーオー]]への恋心を抱かせたため、[[ヘーラー]]の怒りに触れ鳥の[[アリスイ]]に姿を変えられたという。<!-- 未確認: アリスイの名 (jynx) は[[ジンクス]] はジンクス (jinx) の語源となっている。--><!-- 「イユンクス」という名は、ギリシア語では珍しいのではないかと思う。-->
== 参考文献 ==
{{参照方法|date=2015年10月29日 (木) 11* Wikipedia:[https:40 (UTC)|section=1}}//ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%BC エーコー](最終閲覧日:23-01-03)* [[* 高津春繁]] 『ギリシアローマ神話辞典』 [[岩波書店]]* [[* ロバート・グレイヴズ]] 『ギリシア神話』 [[紀伊國屋書店]]* [[* 呉茂一]] 『ギリシア神話』 [[新潮社]]
== 関連項目 ==
* [[イアンベー]]
* [[木霊]]
{{ギリシア神話}}
{{Normdaten}}
{{DEFAULTSORT:えこお}}
[[Category:ギリシア神話]]
[[Category:ニンフ]]

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