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2,859 バイト追加 、 2022年12月21日 (水) 09:00
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'''啓'''(けい)は、夏朝の第2代帝。[[禹]]と[[塗山氏女]]の息子。子に帝太康および帝中康がいるほかに、少なくとも5人の男子がいる。『墨子刊誤』によると、元々は開という名であったが、漢代に諱を避けて啓と呼ばれるようになったという。

『竹書紀年』によれば、39年間帝であり、78歳で没したという。

禹はもともと帝位を[[益]]に譲ろうとしていた。禹の死後、益は帝位を受けずに、啓を帝にしようとした。諸侯も、益のもとを去り、啓のもとに行ったため、啓は帝位に就いた。しかし、益が実際に帝位に就いたが、'''啓が益を殺して'''、帝位に就いたという説も有る。

啓の在位中、諸侯であり'''異母兄'''の有扈氏が従わなかったため、甘において、'''有扈氏と戦って勝利した'''。この戦いの前に、啓は六卿の前で、「甘誓」を披露した。この「甘誓」は『書経』に残されているが、本当に啓が作ったものなのかは非常に疑わしい。有扈氏は実は益の支持者であったという説もある。

== 啓の性質について・私的解説 ==
啓は[[顓頊]]三代の後に続く神であるので、神話的には[[顓頊]]から続く[[炎帝神農|炎帝]]系の政治と祭祀の後継者という位置づけになると考える。

啓には「簒奪者」としての性質があり、このような「'''簒奪の正当化'''」、「'''[[黄帝]]の子孫であるのに[[炎帝神農|炎帝]]系の政治の正当化'''」を行うために、本来の正しい言い分や考え方を「'''逆向き'''」にしてしまうような思想を本wikiでは「'''[[啓思想]]'''」と呼ぶことにする。(詳細は[[啓思想]]の項を参照のこと)

また、啓のように簒奪等を行う神話・伝承の中での人物を「'''啓型神'''」と定義することとする<ref group="私注">啓とはシェークスピアの述べるマクベスのような存在だと個人的には思う。ただし「女の股から生まれたものでない者」も啓が兼ねている。(管理人の覚書)</ref>。

== 関連項目 ==
=== 啓に類する神 ===
* [[啓型神]]
* [[祝融]]:人を焼き殺す「'''火の神'''」である。

=== その他 ===
* [[金蛙王]]:朝鮮神話で啓に相当する神。出生が母の死と関連する。
* [[火之迦具土神]]:母親を殺す。
* [[須佐之男]]:姉の[[天照大御神]]に逆らう。
* 応神天皇

== 私的注釈 ==
<references group="私注"/>

{{DEFAULTSORT:けい}}
[[Category:中国神話]]
[[Category:伏羲型神]]
[[Category:炎帝型神]]
[[Category:啓型神|*]]
[[Category:邪眼]]
[[Category:類兎]]
[[Category:親殺し]]

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