滝のそばに'''多留姫神社'''があり<ref name="taki100_120" />、建御名方神(諏訪大社の祭神)の子・多留姫神(多留の御前)をまつっている<ref>『日本歴史地名大系 第20巻 長野県の地名』358ページ。</ref>。神社の面積は446坪で、創建の時期は不明だが<ref name="choson_3351" />、少なくとも750年前にはすでに存在していたことを示す文献がある<ref name="taki100_120" />。
茅野市は1988年(昭和63年)7月29日付で多留姫の滝を名勝(瀑布)として茅野市指定文化財に指定<ref>https://www.city.chino.lg.jp/soshiki/bunkazai/1665.html , 市指定文化財 , 茅野市 , 2018-12-03 , 2020-01-03</ref>。現在、滝周辺を'''多留姫文学自然の里'''として開放している。地元の中沢区・御作田区・田道区は共同で多留姫文学自然の里創造委員会をつくり、整備や催事の運営を行っている<ref name="hp">https://www.city.chino.lg.jp/soshiki/shogaigakushu/851.html , 多留姫文学自然の里 , 茅野市 , 2019-12-20 , 2020-01-03 </ref>。滝周辺には松尾芭蕉ほか多くの歌人・俳人による作品を刻んだいくつもの石碑が建立されており、自作の歌や俳句を投稿できる投句箱も用意されている<ref name="kahimap" />。多留姫文学自然の里のマスコットは'''たるひめちゃん'''で、滝を背景にが滝壺に浮かんだ巻物に腰掛けるキャラクターの姿を描く<ref name="hp" />。2014年(平成26年)度は里の10周年記念行事を催すこととしており、新たに地元の高校生がデザインした美少女キャラクターの'''紫音'''(しおん、フジの紫色と滝の音から命名)をマスコットに起用している<ref name="hp" /><ref>http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=31134 , https://web.archive.org/web/20140517123128/ , http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=31134 , 地域 : 多留姫”萌えキャラ”に 「茅野の創造委」滝周辺の魅力発信へ , 長野日報, 長野日報社 , 2014-04-18 , 2014-05-17 , 2020-01-0303(すべてリンク切れ:22-04-02)</ref>。
== 伝承 ==