竹取説話に関しては、女主人公の側から見れば、「会ってはならない者」と会ったために、昇天(死ななければならなかった)物語、ともいえる。三輪山の百襲姫伝説(見るな)、不完全ではあるが宮簀媛と日本武尊(月の穢れ)等である。そのように考えると、かぐや姫は会ってはならない者(天皇)と会ったために死ななければならなかった。なぜなら彼女自身が「月(穢れ)」そのものだったから、という見方もできるかもしれない、と思う。要は「竹取説話」の場合は、昇天そのものが罰だったのかもしれない。ただ言えることは竹取説話は、様々なモチーフが組み合わされた創作性の高い物語である、ということである。
== 関連項目 ==
* [[シームルグ]]
== 参考文献 ==