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'''アムブロシアー'''(ἀμβροσία, ambrosia|n)は、ギリシア神話に登場する神々の食べ物である。古代ギリシア語で「'''不死'''」を意味している。
 
'''アムブロシアー'''(ἀμβροσία, ambrosia|n)は、ギリシア神話に登場する神々の食べ物である。古代ギリシア語で「'''不死'''」を意味している。
  
通常、神々の飲み物はネクタール (νέκταρ) と呼ばれて区別されるが、文献によっては混同されているほか、飲み物を指してアムブロシアーと呼称している場合もある。
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通常、神々の飲み物は[[ネクタール]] (νέκταρ) と呼ばれて区別されるが、文献によっては混同されているほか、飲み物を指してアムブロシアーと呼称している場合もある。
  
 
本来は神々の食べ物であるが不死の効力を持つため、[[アキレウス]]はアムブロシアーを軟膏として用い、塗り残されたアキレス腱部分を除いて不死身の肉体を手に入れたという<ref>アキレウスが不死の力を得たのは、[[ステュクス]]川の水を浴びたためとも言われる。</ref>。また、[[デーメーテール]]がデーモポーンを不死の存在にしようとした際にも、アムブロシアーを軟膏として彼の身体に塗っている。
 
本来は神々の食べ物であるが不死の効力を持つため、[[アキレウス]]はアムブロシアーを軟膏として用い、塗り残されたアキレス腱部分を除いて不死身の肉体を手に入れたという<ref>アキレウスが不死の力を得たのは、[[ステュクス]]川の水を浴びたためとも言われる。</ref>。また、[[デーメーテール]]がデーモポーンを不死の存在にしようとした際にも、アムブロシアーを軟膏として彼の身体に塗っている。

2022年10月18日 (火) 22:54時点における最新版

(出典の明記, 2016年5月20日 (金) 02:15 (UTC))) アムブロシアー(ἀμβροσία, ambrosia|n)は、ギリシア神話に登場する神々の食べ物である。古代ギリシア語で「不死」を意味している。

通常、神々の飲み物はネクタール (νέκταρ) と呼ばれて区別されるが、文献によっては混同されているほか、飲み物を指してアムブロシアーと呼称している場合もある。

本来は神々の食べ物であるが不死の効力を持つため、アキレウスはアムブロシアーを軟膏として用い、塗り残されたアキレス腱部分を除いて不死身の肉体を手に入れたという[1]。また、デーメーテールがデーモポーンを不死の存在にしようとした際にも、アムブロシアーを軟膏として彼の身体に塗っている。

関連項目[編集]

参照[編集]

  1. アキレウスが不死の力を得たのは、ステュクス川の水を浴びたためとも言われる。