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+ | 後漢の頃より記録される。 | ||
+ | : 東漢時代の英邵は『風俗通義』の中で次のように書いている。「県の役人はよく大晦日を蝋で飾り、桃の人形を飾り、葦や野生の稲を吊るし、戸に虎を描く。これらは以前の出来事を思い出して、悪から身を守るためである。」 | ||
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2024年12月17日 (火) 17:52時点における版
除夜(じょや)は、漢字文化圏1年の最後の日。旧暦では12月30日、または12月29日である。日本語では「大晦日」(おおみそか)と呼ぶ。中国語では「除夕」と呼ぶ。
日本の除夜
日本における大晦日という慣習は、日本文化に古くからある「歳神様」(としがみさま)、または「歳徳様」(としとくさま)への信仰に基づく儀礼から生じており、これらは歳徳神などとも呼ばれるその年一年間を司る神様である。
中華圏の除夜
中華圏では、新年を祝う前に家族が集まり、旧正月をともに迎える。食事は、「団圓飯」(一家団欒の食事)、「年夜飯」(除夜の夕食)、台湾と福建省南部地区は「圍爐」(暖炉を囲む)とも呼ばれ、除夜に祖先を祭った後で食べる。
記録
後漢の頃より記録される。
- 東漢時代の英邵は『風俗通義』の中で次のように書いている。「県の役人はよく大晦日を蝋で飾り、桃の人形を飾り、葦や野生の稲を吊るし、戸に虎を描く。これらは以前の出来事を思い出して、悪から身を守るためである。」