グミヤーが創った世界を滅ぼそうと、元々グミヤーと仲の悪かった太陽9姉妹と月10兄弟が一斉に現れた。大地は乾いてひび割れ、植物は枯れ果て、岩石まで溶け出した。この時に焼き落とされたのが、蟹の頭、魚の舌、蛇の脚、鮭の尾であったという。
グミヤーは地上で最も高い山へ登り、弓矢で太陽と月を射落としていった。最後に1つずつ太陽と月が残った。月は、グミヤーの矢が体を掠めた恐怖のあまり、体が冷たくなった。それまでの月は太陽のように熱を発していたが、このことが原因で熱を出さなくなったのだ。グミヤーは地上で最も高い山へ登り、弓矢で太陽と月を射落としていった。最後に1つずつ太陽と月が残った。月は、グミヤーの矢が体を掠めた恐怖のあまり、体が冷たくなった。それまでの月は太陽のように熱を発していたが、このことが原因で熱を出さなくなったのだ。
最後の太陽と月は洞窟に逃げ込んで地上に出てこなくなった。そのため地上が暗く冷たくなった。グミヤーとたくさんの獣と鳥が、太陽と月の隠れた洞窟に行って説得したが、太陽も月も出てこなかった。すると雄鶏が美しい声で語りかけると、ようやく太陽たちが返事をしたが、出てこなかった。そこで雄鶏は、自分が呼んだときだけ出てくれば大丈夫だと約束した。また、太陽と月が交互に出るように頼んだ。太陽が出てくると、地上がふたたび明るく暖かくなったという。
=== 私的解説 ===
木に宿る(化生する)神とは古代においては一般的に「女神」であることが多いように思う。しかも、「パアイレン」という名は「[[バロン]]」を彷彿とさせる。グミヤーが女媧を男性化した神ならば、パアイレンはバロンを男性化した神なのではないだろうか。」を彷彿とさせる。グミヤーが女媧を男性化した神ならば、パアイレンはバロンを男性化した神なのではないだろうか。また妻の「七公主」は北斗の星女神を思わせる。本来、彼女たちはバロンの下で働く女神たちだったのではないのだろうか。 プーラン族が「パアイレン」の名から取った名前だとすれば、彼らは男性形のバロンの名を取った「バロン族」ともいえると思う。台湾原住民にはブヌン族、パイワン族など類似した名の部族がいる。彼らの先祖はいずれも大渓文化に近いところにいて、その文化を吸収しており、大渓文化や周辺の諸部族文化を吸収しながら男系化していった人々ではないのだろうか。そして山間部に移動したプーラン族や、揚子江の河口付近まで移動して更に台湾に移動した人々、現在の上海付近にとどまって良渚文化の形成に参加し古代中国の父系文化を確立した人々に分かれていったのではないだろうか。プーラン族、ブヌン族、パイワン族の間に血族としての遺伝子上の関連が乏しければ、彼らは血族集団というよりは思想を一にした「思想集団」というべきなのかもしれないと思う。「'''バロン女神男性化'''」という思想を持った一群である。
==関連項目==