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605 バイト追加 、 2026年1月22日 (木)
「O2a2a1a2 M7(旧O3系)」のハプログループは日本人にもわずかに存在する(4.2%以下)。
== 民俗学的私的解説 私的解説 ==
=== 良渚文化、玉鉞王との比較 ===
大渓文化よりも後の時代の良渚文化(紀元前3500年ころから紀元前2200年ころ)では、王権が発生しており、王権すなわち『王権、軍権を握り、かつ神の化身となって、政教合一の代表となることができる<ref>[http://www.peoplechina.com.cn/zhuanti/2010-02/23/content_248040_2.htm 良渚(上) 玉器文化の宝庫、長江文明を訪ねて、丘桓興=文 劉世昭=写真、人民中国]</ref>』ために、神霊の刻まれた玉鉞が作られたとのことである。『この模様は、最初のうちは中原地区でよく見られる饕餮(伝説中の何でも食べる怪獣)紋、獣面紋だと思われていた』とのことだ。
大渓文化の担い手は、Y染色体ハプログループから、ミャオ族と考えられている。中国のミャオ族には祖先を蚩尤とする言説があるそうである。タイのミャオ族の精霊信仰では、精霊は基本的に'''ダー (Dab)''' と呼ばれるが、さまざまな種類と呼び名がある、とのことである。「陰界の精霊」として
<blockquote>陰界には'''ツォー・ニュン (Ntxwj Nyug)''' と呼ばれるあの世を統括する精霊がおり、死者の魂を審判し、転生の先を決めるとされている。さらにニュー・ヴァー・'''トゥアム・テーム''' (Nyuj Vaj Tuam Teem) がその仕事を補佐しており、魂の年齢を管理している。シャーマンの守護精霊 (Siv Yis) もここに住むといわれる。</blockquote>
という伝承があるそうである。一方中国では、「という伝承があるそうである。これは現代の神話でいえば、'''ダー'''とは「苗族の[[ダロン]]、かつ中国の[[蚩尤]]」のこと。神々の総称としては印欧語族の「'''デーヴァ'''」のこと、といえる。'''ツォー・ニュン (Ntxwj Nyug)'''とは「苗族の[[チャンヤン]]、かつ中国の[[祝融]]」のこと(印欧語族で一番名が近い神はギリシアの[[ディオニューソス]]であろう。)。'''トゥアム・テーム'''とは中国の「'''[[饕餮]]'''」のことと考える。タイの苗族では、'''祝融が饕餮の上位の神'''とされている。    一方中国では、「'''饕餮'''は黄帝によって討たれた蚩尤の首をあらわしている。」という説もある。饕餮紋は後の中原でも王権に関わる紋とされた。
すなわち、'''殺された蚩尤が冥界で饕餮となって、冥界神の仕事を補佐している。死後、そうなったように蚩尤は生前偉大な王だったので、その子孫は偉大な王である'''、ということの象徴が、首だけになって死んでいる獣面紋の意味なのではないだろうか。良渚文化の獣面紋は「'''原始饕餮紋'''」と言い得るもので、ギリシア神話の'''[[ラダマンテュス]]'''(これも名前の中にTの子音が2個重なる神人である)と類似したものだったと考える。

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