19,987
回編集
差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
編集の要約なし
鹿島神宮や静神社の社伝によれば、武甕槌命は香島（723年に鹿島と改名）の見目浦（みるめのうら）に降り（現在の鹿島神宮の位置）<ref>東実, 2000, p63-66</ref>、磐座に坐した（鹿島神郡の要石とも）<ref>東実, 2000, p68-69</ref>。天香香背男は常陸の'''大甕'''（現在の日立市大甕、鹿島神宮より北方70 km）を根拠地にしており、派遣された建葉槌命は静の地（大甕から西方約20 km）に陣を構えて対峙した<ref>東実, 2000, p60-61</ref>。建葉槌命の陣は、茨城県那珂郡'''瓜連'''（うりづら）町の静神社<ref>平凡社, 1939, コマ92, p152</ref>と伝えられる<ref>東実, 2000, p60-61</ref><ref>東実, 2000, p65-666</ref>。
「カガ（香々）」は「輝く」の意で、星が輝く様子を表したものであると考えられる{{Sfn|<ref>坂本・家永・井上・大野|, 1994|p=121|ps=, p121,(註六)}}</ref>。神威の大きな星を示すという{{Sfn|<ref>坂本・家永・井上・大野|, 1994|p=137|ps=(註五)}}。[[平田篤胤]]は、神名の「ミカ」を「厳（いか）」の意であるとし、天津甕星は[[金星]]のことであるとしている。, p137</ref>。平田篤胤は、神名の「ミカ」を「厳（いか）」の意であるとし、天津甕星は金星のことであるとしている。
星や月を神格化した神は世界各地に見られ、特に星神は主祭神とされていることもある。
