*:長野県長野市信州新町に鎮座する神社。国造の祖である[[神八井耳命]]を祀る。別当寺が金刺氏開基と伝わり、'''神社も金刺氏創建の可能性がある'''と管理人は考える。
* '''健御名方富命彦神別神社'''(たけみなかたとみのみことひこかみわけじんじゃ)
*:長野県長野市箱清水に鎮座する神社。現在の祭神は健御名方富命(建御名方神)だが、当地は科野国造・金刺氏の居住地で水内郡の中心地と考えられている長野県長野市大字長野字本城東に鎮座する神社。現在の祭神は健御名方富命(建御名方神)だが、当地は科野国造・金刺氏の居住地で水内郡の中心地と考えられている<ref name=kamigami>『日本の神々』健御名方富命彦神別神社項。</ref>。
* '''健御名方富命彦神別神社'''(たけみなかたとみのみことひこかみわけじんじゃ)
*:長野県飯山市に鎮座する神社。国造の祖である'''麻背命'''を祀る。
* '''二子塚古墳'''
*: 長野県上田市にある前方後円墳で、上田市唯一かつ東信最東端の前方後円墳。初代国造の武五百建命の墓と伝わり、墳丘上に武五百建命を祀る二子神社があるが、築造は森将軍塚古墳よりも遅い6世紀前半とされており、崇神天皇の御代に国造に任命されたとする記録と矛盾する。
== 健御名方富命彦神別神社 ==
『延喜式』神名帳には信濃国水内郡に「健御名方富命彦神別神社 名神大」とある。長野市大字長野字本城東、長野市信州新町、飯山市にあるものはいずれも論者である。文献では、持統天皇5年(691年)に天皇の命で信濃国に「水内神」を祀らせたとする記述<ref>『日本書紀』持統天皇5年8月23日条。</ref>があり、これが文献上初見とされる。『延喜式』神名帳に「水内神」の記載はないが、健御名方富命彦神別神社が水内郡唯一の大社であることから、この「水内神」は健御名方富命彦神別神社を指すと考えられている。
== 関連氏族 ==