これは夫餘系の建国神話に多い「国譲り神話」の類型であり、[[解慕漱]]も解夫婁ももとは太陽を神格化した太陽神であり、歴史事実や歴史上の実在の人物とは考えられていない。
== 私的解説 ==
馬と岩の婚姻譚は、非常に展開をはしょった「馬娘婚姻譚」であると考える。女性が「馬との結婚に関して命を失い石になる」という粗筋のうち、「女性(金蛙王の母親)が死に至る」という展開が省略されている。中国神話と比較すれば、[[禹]]と[[塗山氏女]]から[[啓]]が誕生した話と類似している。日本神話でいえば、[[須佐之男命]]が織女を殺した話、あるいは[[須佐之男命]]が[[大宜都比売]]を殺して様々な物品を得た話が類話といえる。
== 関連項目 ==
== 注釈 ==