現在、ポリネシアと呼ばれる地域への移住は紀元前950年頃からで、サモアやトンガからもラピタ人の土器が出土している。
サモアに到達した時点 でポリネシア人の東への移住の動きは一旦止まるのだが、紀元[[1世紀]]頃から再び移動を開始し、ポリネシア人たちは[[エリス諸島]]やマルキーズ諸島、ソシエテ諸島にまず移住した。その後、ソシエテ諸島を中心に[[300年]]頃にイースター島、[[400年]]頃にハワイ諸島、[[1000年]]頃にクック諸島やニュージーランドに到達した。でポリネシア人の東への移住の動きは一旦止まるのだが、紀元1世紀頃から再び移動を開始し、ポリネシア人たちはエリス諸島やマルキーズ諸島、ソシエテ諸島にまず移住した。その後、ソシエテ諸島を中心に300年頃にイースター島、400年頃にハワイ諸島、1000年頃にクック諸島やニュージーランドに到達した。
=== 生活・文化 ===
オーストロネシア系諸族は概ね農耕生活を営んでおり、[[太平洋諸島]]では[[オーストロネシア系諸族は概ね農耕生活を営んでおり、太平洋諸島では'''タロイモ''']]、[['''ヤムイモ''']]などの焼畑農業が行われる。漁労も行い、家畜は'''ブタ'''が中心でありニワトリも飼う。東南アジアのオーストロネシア系諸族は稲作もおこなうが、これは基層住民として分布していたオーストロアジア系諸族の生活体系を引き継いだものである。
ミクロネシア人は母系制社会、ポリネシア人は父系性社会である。メラネシアは比較的平等な社会である。