現在の羌族は天神(太陽神)信仰が強い多神教で、神々を白石で表すとのことだ。「白い太陽神」が黄帝のことを指すのであれば、羌族の先祖の敵であった者たちは、これを「共工」と名をつけ、悪しき水神を拝む輩である、として羌族を攻撃したかもしれないと思う。
ミャオ族は楓を神格化しており、これはまさに蚩尤の象徴だ、といえる。彼らの先祖が炎帝信仰だったとすれば、その先祖と争った雷神とは、まさに「水神である黄帝」といえる。黄帝雷神は大洪水を起こす神でもある。洪水の「洪」の字は、この共工の名前から取られたとも言われている。共工は大洪水を起こす黄帝雷神だったのではないだろうか。彼が天で暴れないときには、穏やかに輝く「白い太陽神」ともなり得ただろう。ミャオ族は楓を神格化しており、これはまさに蚩尤の象徴だ、といえる。彼らの先祖が炎帝信仰だったとすれば、その先祖と争った雷神とは、まさに「'''水神である黄帝'''」といえる。黄帝雷神は大洪水を起こす神でもある。洪水の「洪」の字は、この共工の名前から取られたとも言われている。共工は大洪水を起こす黄帝雷神だったのではないだろうか。彼が天で暴れないときには、穏やかに輝く「白い太陽神」ともなり得ただろう。
== 参考文献 ==